側面衝突での安全性を高めるGMのフロント・センター・エアバッグは日本生まれ?【動画】

ゼネラル・モーターズは、北米市場で発売される2013年モデル4車種に、新たな安全装備である「フロント・センター・エアバッグ」を搭載することを現地時間の2013年1月29日に発表しました。

このフロント・センター・エアバッグは側面衝突の際に、運転手と助手席パッセンジャーが当たってしまうことを防ぐものだそうです。

ゼネラル・モーターズによると、こうした側面衝突による事故を分析したところ、2004年から2009年における横転事故以外でのシートベルトを装着したフロント乗員の死亡者数の11%にものぼると発表されています。この新しい安全装備により、側面衝突事故による死亡事故や怪我が大幅に減ることが期待できるといえそうです。

なお、このフロント・センター・エアバッグは、ゼネラル・モーターズと日本のサプライヤーであるタカタが共同開発したことも、あわせてアナウンスされています。  

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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