伝説の名車がEVで復活!と2011年から話題を集めていたグリーンロードモータースのトミーカイラZZ EV。京都で試乗会を開いたことでテレビなどマスコミを賑わしています。
トミーカイラZZといえば、京都生まれ(生産は英国)のピュアスポーツカーとして、強烈な印象を残すクルマですが、グリーンロードモータースの作るトミーカイラZZは、そのエクステリアイメージを受け継ぎながら、中身は革新的なメカニズムとしています。
特徴的なのは、それだけでクルマとして完成されている車台部分(Platform)とボディカウル(Exterior)に分けて製造するというGLM独自生産方式(特許取得済)ということ。
また、出井伸之(元SONY会長)・江崎正道(元グリコ栄養食品会長)・那珂通雅(元シティグループ証券副社長)・中西竜雄(中西金属工業㈱社長)・ニチコン㈱・松重和美(京都大学前副学長)・三菱UFJキャピタル ・ YOSHIKI(X JAPAN)他(五十音順) といった錚々たる面々が出資していることでも知られています。
さらに、今回試乗を行なった車両は、道路運送車両法の保安基準に適合していることを国土交通省近畿運輸局で確認され、審査結果通知書の交付を受けたというもので、同社によれば国内認証を取得しているそうです。
日本のテスラともいえそうなEVベンチャー。その量産は京都府舞鶴市で2012年度内に開始されるといいます。
まさに京都生まれのスポーツカーの復活です。
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(クリッカー編集部)