ホンダワークス復活!F1以来の世界選手権に参戦だ!【WTCC2012 鈴鹿】

鈴鹿サーキットで10月19日のフリー走行から始まった世界ツーリングカー選手権(WTCC)日本ラウンド。

ここに登場したユーロシビック。これこそが2008年にF1を撤退して以来、久しぶりに四輪の世界選手権を戦うホンダのワークスマシンなのです。

日本戦で、そしてホンダのお膝元である鈴鹿サーキットでのWTCCでデビューとなりました。

開発はヨーロッパで行い本でのシェイクダウンは10月11日にスポーツランドSUGO、その8日後に始めて鈴鹿を走るこのシビック、フリー走行でのタイムは優勝候補といわれるシボレー・クルーズから1秒落ち。戦闘力的には今のところシボレー、セアトの次に位置します。

しかしWTCCは鈴鹿の東コースを27周で決着をつけるスプリントレース。つまり格闘技のようなサバイバルレースなのです。だからこそ、生き残りさえすればけっこういいところに行けそうな実力を持っているとも言えます。

それにしても、今のところ走行シーン以外撮影させてくれないガードの固さに、何か秘策があるのではないかと勘ぐりたくなる場面もちらほら。

WTCC日本ラウンドは10月21日に決勝です。しかも2ヒート制。ワークスシビックがどう戦っていくのか、かなり気になります。

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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