女性が選ぶ世界最高のクルマはレンジローバー・イヴォーク【Womens World Car of the Year 2012】

2009年に始まった、世界の女性モータージャーナリストによる『ウィメンズ・ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー』。イギリスやアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、中国、インドといった各国の名立たる女性モータージャーナリストが選ぶ賞ですが、2012年の各カテゴリー・トップ3と全体のナンバーワンであるイヤーカーが発表されています。

2012年のウィメンズ・ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーに輝いたのは「レンジローバー・イヴォーク」。

昨年はBMW 5シリーズとシトロエンDS3の同点一位でしたが、今年はラグジュアリー・カテゴリーを制したイヴォークが、そのままイヤーカーになっています。

なお、各カテゴリーのトップ3は以下の通り。

エコノミーカー
1. ホンダ・シビック
2. VW アップ!
3. フォード・フィエスタ

ファミリーカー
1. BMW 3シリーズ
2. アウディ Q3
3.  フォード・フォーカス

スポーツカー
1. ポルシェ 911
2. ジャガー XKR
3. メルセデス・ベンツ SLK  

ラグジュアリーカー
1. レンジローバー・イヴォーク
2. ジャガー XJ
3. アウディ A6

日本のブランドは、英国で生産されているホンダ・シビックが唯一入っているだけで、全体としてドイツ車の評価が高い印象です。また選考メンバーに日本の女性モータージャーナリストが不在というのも寂しいところかもしれません。

 ■Womens World Car of the Year公式サイト
http://www.womensworldcoty.com/

 

(山本晋也) 

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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