トヨタ自動車が7月23日に発売した「ポルテ」と「スペイド」の受注台数が目標販売台数の3倍に達したと発表しました。
発売1ヶ月後の受注台数は約24,000台で内訳はポルテが約11,000台、スペイドが約13,000台となっており、女性客にも人気のようで半数弱を占めているとか。
同社によると両車の好評点は以下のようです。
<主な好評点>
・子供や高齢者でも楽に乗車できるように配慮された、大開口ワイヤレス
電動スライドドア 超低床フロアによる優れた乗降性・圧倒的な室内空間の広さと、その空間を一層便利に使える多彩な
シートアレンジ(ポルテ)
・運転席側リヤドアの追加や燃費の改善など従来型から大きく改善
・ファミリー層を中心に幅広い方々に受け入れられるシンプルでモダン
なスタイル(スペイド)
・若年層や男性にも受け入れられるアクティブなスタイル
両者のフロントマスクはポルテが優しい表情、スペイドがヴォクシー似の男性的な表情に差別化されていますが、トヨタの発表をみる限りでは人気にあまり偏りは無く、ラウムの後継となるスペイドがやや優勢といったところでしょうか。
スペイドは「空中ダンス編」のビックリCMが効いているのかもしれません。
いずれにしても「ミニバン」並みの室内高を確保したトヨタの「プチバン」戦略は今のところ功を奏しているようです。
■トヨタ自動車ニュース
http://www2.toyota.co.jp/jp/news/12/08/nt12_043.html