先週末の5月19〜20日にグランメッセ熊本で開催された『九州キャンピングカーショー』に行ってきました!
そこで、わたしが気になったキャンピングカーをご紹介します。
ちなみにわたしの車中泊経歴は、軽自動車(レンタカー)、ハイエースロング(レンタカー)、パジェロステーションワゴンときて、いきなりアメ車のキャンピングカーRocky21となります。
Rocky21は居住性はいいのですが単純にクルマが大きいので道を選ぶことと、燃費がリッター4〜5kmなのが難点。
という観点からまずは、注目度ナンバーワン!? ハイブリッドカー1番人気のプリウスにFRP一体型シェルを搭載した、スーパー・ハイブリッド・キャンパー『リラックスキャビン』(かーいんてりあ高橋)!
いつでも人だかりが絶えず、撮影待ちするほどでした。
何と言っても燃費がいいのが魅力ですが、パワーもあるともっと嬉しいな。
後ろから見たらプリウスだとは思えませんね。
お次ぎも注目度では引けを取らなかった『ピッコロキャンパー/給電くん』(クルーズカンパニー)。
ソーラーパネル搭載で電子レンジやエアコンも使える!というのが売り。 災害時などの非常事態にも活躍するということで、関心が高まっているようです。
ソーラーを標準装備しているようなキャンピングカーって意外と少ないんですね!発電機は騒音がネックなので蓄電効率のいい(サブ)バッテリーとセットで売り出してほしい。
『ステップワゴン FREE DECK WeekEnder』(WHITE HOUSE)には、オプションで超軽量薄型ソーラーパネルを装着できます。
リタイアし一人旅を始めたい方に根強い人気の軽キャンパーも増えました。『Balocco(バロッコ)』(フィールドライフ)はポップアップルーフ付きなので夫婦二人旅にもよさそう。
しかし、上記キャンパーはちょっと小さい。
「大人4人寝られます」と書いてあるけど、確かにスペース的には寝られるけど、荷物を積み込めばやっぱり狭いし、これからの季節はさすがに暑苦しいです。
バンコンになるとずいぶん広く感じます。特にサイズアップしたハイエースは一番人気。キャンパーの世界ではたかが10cm、されど10cmなのです。
こちらは『Walk(ウォーク)』(ドリーム・エーティー)シリーズ。
こちらもハイエースベースのプラムフィールド『キャンバス』。
同じくハイエースベースの『E-spirit』(RotusRV)。バンコンでありながらジャンボルーフバンクベッド付き!さらにクローゼットもあり広く感じます。
必要最低限の荷造りを心がけていても、旅先で何かと荷物が増えてしまうのは致し方ありません。旅の思い出もたくさん積めると嬉しいですよね。
究極のバンコンは『BADEN』(Toy-Factory)。オートキャンパー2010 『ユーザーが選ぶキャンピングカーNo1』に輝いた、大人気のラグジュアリーキャンパーです!
オプションのルーフソーラーパネルは2009年グッドデザイン賞を受賞しただけあって、一見それとわからないくらいフィットしています。
さてここで女性の意見といたしまして、キャンパーは車窓からダイレクトに覗かれないくらいが望ましいと思っております。キャンパーはどうしても目立つし興味のある方はしげしげと眺めにやってきますので気が休まりません(?)。
そうなるとコンパクトな軽キャンカーはまず無理…。お一人様にはちょうどいいサイズなんですけどね。まさに「走る万年床」な感じで(笑)
長期間の車中泊となると、やっぱり居住性が大事です。欲を言えば、背伸びはできなくとも車内で屈まなくてもいいくらいは高さが欲しい。
となれば、やっぱりキャブコン。
個人的に、「見た目」で気に入ったのは『CREA』(NUTS RV)。室内はすべてLED照明、カーゴ/バゲージも広々でいっぱい荷物が積めそう! それに内装がオシャレ☆
キャブコンはついつい荷物を積みすぎたりして重くなりがちで、横転やバーストの原因になることも…。
軽量化ではこちらも負けてない!
『SWARROW』(プラムフィールド)はキャブコンながら同タイプと比べて約400kg以上の軽量化に成功!また床を低くして重心を下げたことにより安定感があり、お年寄りや子どもの昇降もラクに。
と、いろいろと見て回ったのですが、全体的にコンパクトカーが多かったような気がします。
キャブコンでも「大きいな」と思うくらい、バスコンやフルコンは少なかったです。これも世相を反映してるんでしょうね。
我が家も再来年は買い替えを検討しているのですが、お買い物って選んでいるときが一番楽しいんですよね!(笑)
あとはお財布と相談だ!
(松本しう周己)