本格バンコン、バンテック「コルドバンクス」は洗練されたデザインと5人がゆったり就寝できる広さが魅力【ジャパンキャンピングカーショー2024】

■キャンピングカーを超えた、遊び車を目指した積載性の高さ

VANTECH(バンテック)の「Corde Bunks(コルドバンクス)」
VANTECH(バンテック)の「Corde Bunks(コルドバンクス)」

キャンピングカーの中でも王道といえる大型バンコン(バンコンバージョン)に憧れている方も多いのではないでしょうか。VANTECH(バンテック)の「Corde Bunks(コルドバンクス)」もそんな1台で、現行モデルは4代目を数える本格派。

洗練されたデザインも魅力
洗練されたデザインも魅力

洗練されたデザインの内外装をはじめ、代を重ねるごとに使い勝手を向上させています。ダイネットの乗降を担うエントランスドアには、シェードとドアポケットが用意されているほか、内側には網戸も完備し、虫などの侵入を防げます。

エアコン室外機は、リヤ右側に配置されていて、通風孔のデザインにもこだわって設計されています。

4代目コルドバンクスのキャビネット
4代目コルドバンクスのキャビネット

さらに、「キャンピングカーの域を超えた究極のHobby car」を謳うだけあって、リヤの大型収納庫には自転車をはじめ、スキー板やスノーボードなどの趣味の道具も積み込める大容量を誇るだけでなく、床面は汚れや濡れにも強いFRP製で使い倒せるのも魅力です。

コルドバンクスのダイネット
コルドバンクスのダイネット

就寝は大人3人まで横になれるバンクベッドをはじめ、リビングのシートを展開することでもベッドになります。もちろん、後部にも脱着式のベッドマットを用意。乗車定員6名に対して、5人の就寝が可能。大人2人と子ども3人の5人家族でもゆったりとした旅が楽しめるはずです。

スライド式バンクベッドを用意
スライド式バンクベッドを用意

キッチンはガラスカバーが備わるオシャレな仕立てで、2口のコンロが用意されています。横には標準の専用収納も配置されるなど、小物の収納も容易にできます。

後方にベッド、右奥にキッチン、左奥にマルチルームを備える
後方にベッド、右奥にキッチン、左奥にマルチルームを備える

また、車両側面には車外からもアクセスできるマルチルームが配されていて、オプションでシャワーやトイレなどを選択できるほか、スキー板などを立てたまま収納できるのも美点。ニーズに応じて自在に使えるようになっています。

後部の積載スペース
後部の積載スペース

車中泊を伴うドライブだけでなく、ウインタースポーツやマリンスポーツ、自転車など、アクティブな趣味を持つ方にとって理想(憧れ)の相棒になってくれるはずです。

●ベース車:トヨタ・カムロード
●登録:8ナンバー
●エンジン:2.8Lディーゼル
●駆動方式:2WD/4WD
●車両サイズ:全長4980mm×全幅1980mm×全高2960mm
●乗車定員:7名(2WD)/6名(4WD)
●就寝定員:5人
●車両本体価格:1043万円
●展示車両価格:1069万4660円
●標準装備:常設ベッド、清水タンク(ポリタンク20L)、生活用水タンク51L、排水タンク70L、調理器具(ガスコンロ2口)、リヤクーラー(家庭用エアコン)、FFヒーター(ベバスト社製)、リヤビューカメラ(後方&モニター)、アクリル二重窓(遮光網戸付)、サブバッテリー(2kWh×2)、タッチパネルモニター、ルーフベンチレーター(MAXX FAN)、ゴミ収納庫(後部開閉式)
●オプション:寒冷地仕様(1万8700円)、サイドカウンター(2万2600円)、サイドオーニング(22万3300円)

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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