ホンダ「オデッセイ」復活！イケメン顔＆高級感も漂う

公開日 2023/12/08 17:33
更新日 2024/10/20 21:59
著者塚田勝弘

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■黒の加飾が際立つ「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」を新設定

以前から予告されたとおり、ホンダ・オデッセイが復活しました。一部改良を受けてデザインや快適性、機能性を向上させての再登場になります。

発売は2023年12月8日で、新タイプの「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION（イーエイチイーブイアブソルートイーエックスブラックエディション）」を擁しての再登板になります。

グレードは「e:HEV ABSOLUTE」「e:HEV ABSOLUTE・EX」、さらに新タイプの「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」の3タイプ。

「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」のエマージェンシーストップシグナル — 「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」のリヤビュー

オデッセイの美点である超低床プラットフォームによる低重心な走りと、ミニバンらしからぬスタイリングを継承しつつ、ユーザーニーズに応える仕様が追加されています。

現行オデッセイは2020年11月に受けたマイナーチェンジで、厚みのあるフロントマスクになり、乗り心地も改善されるなど、高級ミニバンにふさわしい静的、動的質感を備えています。

今回の一部改良では、新デザインのフロントグリルが採用され、グリルの開口部を拡大することによってワイド感が強調されています。水平基調の5本メッキバーに、突起状のデザインを組み合わせることで高級感をアップ。

さらに、「H」のエンブレムがより前方に配置され、フロント部の突き出し感を高めることで、迫力と重厚感を抱かせる顔つきになっています。

また、新グレードの「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」は、ブラッククロームメッキのフロントグリルをはじめ、ブラックスモークレンズのリヤコンビランプ、マットベルリナブラックの18インチアルミホイール、ブラックのルーフ／ピラーライニングなど、内外装にブラック加飾が配置され、最上級モデルにふさわしい洗練された雰囲気を漂わせています。

使い勝手の向上も盛り込まれています。全グレードの2列目に、4ウェイパワーシートが標準装備。オットマンとリクライニングが電動化されたことで、きめ細やかな調節が可能になり、好みの着座姿勢が取りやすくなっています。

また、セカンドシートにシートヒーターや折りたたみ式センターテーブル、ミニテーブル付アームレスト、シートの足元に、Type-CのUSBチャージャーが全タイプに標準化され、快適性も引き上げられています。サードシートは従来どおり、床下格納式で、大容量のラゲッジと利便性を両立。

「e:HEV ABSOLUTE・EX」「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」には、本革シートやワイヤレス充電器、ハンズフリーアクセスパワーテールゲートなども標準装備され、使い勝手の高さを享受できます。

そのほか、減速セレクターが新たに設定され、アクセルオフ時の減速の調節が可能になり、下り坂での走行や前走車との車間距離の調整などで重宝します。また、指1本でスムーズなシフト操作ができるエレクトリックギアセレクターも初採用されています。

先進安全装備もアップデートされています。「Honda SENSING（ホンダ・センシング）」に、近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビーム、急アクセル抑制機能が新たに追加。また、フロントカメラの広角化により、衝突軽減ブレーキの検知対象が拡大され、交差車両、右折時の対向車、横断自転車、二輪車、夜間の歩行者の検知が可能になっています。

セカンドシートにシートヒーターや折りたたみ式センターテーブル、ミニテーブル付アームレストを用意

コネクティビティの進化も盛り込まれています。新世代コネクテッド技術が搭載された車載通信モジュール「Honda CONNECT（ホンダ・コネクト）」をオデッセイで初採用。安心、快適なカーライフが楽しめるコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム（ホンダトータルケアプレミアム）」にも対応。

スマホを使ったリモートでのエアコン操作、渋滞やロングドライブでも快適に過ごせる車内Wi-Fiなどにより、快適な移動が楽しめます。

ボディカラーは「e:HEV ABSOLUTE」が「プラチナホワイト・パール」「プレミアムヴィーナスブラック・パール」「フォーマルブラック」の3色展開。