■ガソリンエンジン車の「ハイウェイスター Vセレクション」を新設定
日産自動車は、自動車事故対策機構(NASVA)による「自動車アセスメント2023」において、日産セレナが最高評価の「ファイブスター賞」を獲得したと発表しました。
自動車アセスメント(JNCAP)は、第三者機関であるNASVAが車の安全性能を評価・公表していて、最高評価の「ファイブスター賞」は、衝突安全性能評価と予防安全性能評価の両方で最高ランクを獲得し、さらに「事故自動緊急通報装置」を備えたモデルにのみ与えられる賞になっています。
街中でもかなり見かけるようになった新型セレナは、「自動車安全性能2023」で、高強度安全ボディ(ゾーンボディ)、および歩行者傷害軽減ボディ、6つのエアバッグによる衝突安全性能に加えて、検知対象を自転車(サイクリスト)にも拡大した「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」などの先進安全装備で構成される「360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)」を採用。同装備により、最高評価「ファイブスター賞」を獲得しています。
「ファイブスター賞」の獲得と同時に、同アセスメントで安全性の高さが実証された評価車両と同グレードで、人気グレードの「ハイウェイスターV」のガソリン車をベースとした、「Vセレクション」が新たに設定されています。
「Vセレクション」は、スムーズな駐車をサポートする「インテリジェント アラウンドビューモニター」、夜間や悪天候時、後席の乗員や荷物があってもクリアな後方視界が得られる「インテリジェント ルームミラー(移動物検知機能付)」をリーズナブルな車両価格としながらも標準装備。
大切な家族と乗ることが多いであろうミニバンだけに、こうした安全に関するアセスメントも車選びの参考にするのも大切です。
●価格
セレナ「ハイウェイスターV Vセレクション」:325万3800円(2WD)、352万円(4WD)
(塚田 勝弘)