■前席シートベンチレーション、リヤシート用8インチタッチスクリーンを装備
テスラの中でも街中で頻繁に見かけるようになったモデル3、その最新バージョンが、2023年9月1日に発表されました。先行予約は同日から開始されていて、納車は、2023年12月〜2024年3月の予定になっています。
最新版となるモデル3は、空力性能を最大限高めたエクステリアデザイン、包まれ感のあるラップアラウンドインテリアなどの改良が盛り込まれています。
インテリアは、テスラの最上級セダンであるモデルSと同様、シームレスで未来感あふれるデザインになっています。
装備では、前席シートベンチレーション、リヤシート用の8インチタッチスクリーンなどが用意され、快適性も引き上げられています。
また、一充電あたりの航続距離は「モデル3ロングレンジ」の場合、629km(WLTP値)に達し、高効率で十分な航続距離が確保されています。
全長4720mm×全幅2089mm(ミラー展開時)×全高1441mmというサイズは、決してコンパクトとはいえないものの、このクラスのセダンは、日本勢は続々と姿を消していて、メルセデス・ベンツ、BWM、アウディというドイツプレミアム御三家が強さを誇っています。
その中で、日本でも存在感を高めているテスラ。価格やサイズ面で、最も現実的な選択肢といえるエントリークラスであるモデル3は、テスラ人気をさらに加速させるモデルになりそうです。
●主なスペック
「Model 3 RWD」:513km(WLTP)、201km/h(最高速度)、6.1秒(0-100km/h)
「Model 3 ロングレンジ」:629km(WLTP)、201km/h(最高速度)、4.4秒(0-100km/h)
●価格
Model 3 RWD (後輪駆動): 561万3000円
Model 3 ロングレンジ(デュアルモーターAWD):651万9000円
※価格は変動します。日本のWLTCモード値は、国土交通省認可取得後に発表されます。
(塚田勝弘)