■レクサスTX 550h+から流用するプラグインハイブリッドセットアップを流用
トヨタは、6月に行われた「アルファード/ヴェルファイア」新型発表会にて示唆していた「センチュリーSUV」(仮称)と思われるティザーイメージを公開しました。
公式には「新車プレゼンテーション」が開催されるとだけ言及していますが、ティザーイメージでは、高級感のあるテールライト、手袋をした運転手が後部ドアを開けようとしている様子が見てとれ、このタイミングからも、それがハイライディングセンチュリーであることをほぼ裏付けています。
従来のセダンは主に日本でのみ販売されており、運転手付きの車両として需要があったため、トヨタはSUV版でもその伝統を維持したいと考えています。プレビューは、この車両がサルーンのトランクリッドの代わりに、テールゲートを備えた背の高いボディを備えていることを強く示唆しています。
気になるパワートレインですが、レクサスTX 550h+から流用するプラグインハイブリッドセットアップから来ていると言われており、電動化された3.5リットルV型6気筒エンジンを搭載、システム最高出力は406psと予想されます。
センチュリーSUVのワールドプレミアは9月6日で、ランドクルーザーよりもかなり高価であると伝えられていますが、それでもセダンを下回ります。
市販型では2列シートのみを販売する意向があるとみられ、日本限定のセダンとは異なり、グローバルモデルとして計画されている可能性がありそうです。また最新情報によると、市販型の最終車名は「センチュリー」の名称を使わない可能性もありそうだということです。