富士モータースポーツミュージアムで、トヨタのル・マン参戦の歴史が分かる100周年記念企画を開催

■2023年6月10日(土)には参戦ドライバーのトークセッションも開催

2022年10月、富士スピードウェイ内にオープンした富士モータースポーツミュージアムは、2023年6月9日(金)から特別展の「ル・マン24h 100周年記念企画 ~サルトに魅了された人々の熱い想い~」を開催すると発表しました。

富士モータースポーツミュージアムの2階にあるル・マン展示コーナー
富士モータースポーツミュージアムの2階にあるル・マン展示コーナー

先日開催されたF1モナコグランプリ、インディ500とともに、世界三大レースとして知られるル・マン24時間レースは、1923年に「ラッジウィットワース杯24時間耐久グランプリ」として初開催。2023年に記念すべき100周年を迎えます。

ル・マン24時間レースは、日常のクルマとかけ離れていたグランプリカーではなく、市販車による耐久レースを開催しようという想いからスタートしました。

TS010(1991年)
TS010(1991年)

今回開催される特別展では、同館2階のル・マン展示コーナーを中心に、トヨタが挑んだル・マン参戦車両の特別展示と、サルト・サーキットに魅了されて出走を果たしたドライバーたちによるスペシャルトークが開催されます。

加えて、1960年代後半当時から盛り上がってきた同レースの様子も写真パネルで紹介されます。

TS020(1999年)
TS020(1999年)

■トヨタが挑んだル・マンの歴史
●開催期間:2023年6月9日(金)~7月9日(日)
●開催場所:富士モータースポーツミュージアム 2階 ル・マン展示コーナー
●主な内容:トヨタが挑んだ3世代にわたるマシン開発のモノづくりの紹介。同期間限定で「TS020」については車両内部を一般公開。
●展示車両:トヨタがル・マンに本格参戦した「TS010(1991年)V10 NA」。高出力、空力ボディが特徴で、当時の最速マシン「TS020(1999年)V8 ツインターボ」(常設展示)。ツインターボ+モーター(展示車両はレプリカ)によるハイブリッド異次元の走りで、2018年に初優勝した「TS050 HYBRID(2018年)V6」

■スペシャルトークセッション
「憧れのル・マン 魅惑のサルトサーキット」鮒子田寛×関谷正徳 トークセッション※
●開催日時:2023年6月10日(土) 16:00~17:00
●主な内容:日本勢がル・マン参戦を始めた1970年代、その先駆者となった鮒子田氏、その意思を継いだ関谷氏が遂に1995年日本人初の表彰台トップを勝ち取るまでを語る。

「片山右京×鈴木利男×土屋圭市 トークセッション」※
●開催日時:2023年6月30日(金) 16:00~17:00
●主な内容:1999年参戦 TS020(3号車)残り僅かトップを猛追するもタイヤバーストで惜しくも2位。快挙を成し遂げた3人が、実車を前に当時を熱く語る。

※両トークセッションの開催場所:2階 ル・マン展示コーナー(暗幕エリア内)
●参加人数:各日50名
●参加方法:当日10時より、先着順に整理券(座席券)を配布
●参加費:無料(入館料は別途必要)

TS050 HYBRID(2018年)
TS050 HYBRID(2018年)

■ジョー・ホンダ氏 ル・マンコレクション 写真展
●開催期間:2023年6月9日(金)~7月9日(日)
●開催場所:2階 ル・マン100年間の優勝車両紹介の壁面
●主な内容:1967年~1971年当時のル・マンのレース車両や会場の盛り上がりを写真パネルで紹介。
●写真点数:10点

なお、愛知県豊田市にある、トヨタ自動車のお膝元のトヨタ会館でも6月7日(水)まで「ル・マン参戦応援展」を開催中。

トヨタがル・マン24時間レースに残した軌跡の紹介をパネルや動画で紹介されるとともに、「TS050 HYBRID(2018年ル・マン優勝車レプリカ)」や、優勝トロフィー、レーシングスーツなども展示されています。

さらに、愛知県長久手市にあるトヨタ博物館では、文化館1階の「TINY STUDIO ちっちゃい工房」において、6月30日(金)まで「ル・マン24時間レース100周年記念企画展」が開催されています。歴代優勝車両とル・マン制覇に挑戦した国産車たち、華やかにル・マンを彩ったクルマたち、それぞれのミニチュアカーが展示されています。

(塚田 勝弘)

【関連リンク】

富士モータースポーツミュージアム
https://fuji-motorsports-museum.jp/

トヨタ会館
https://www.toyota.co.jp/jp/about_toyota/facility/toyota_kaikan/

トヨタ博物館
https://toyota-automobile-museum.jp/

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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