PN2クラス痛車で優勝の原田選手にインタビュー【2012全日本ジムカーナ第1戦 本庄サーキット】その8

前回紹介した、全日本ジムカーナ第1戦「RRC群馬スペシャリストジムカーナ IN 本庄」のPN2クラスで優勝を果たした原田選手にインタビューしました。


──今回の勝因をズバリ教えてください。

原田選手
「やっぱりタイヤですね。同クラスで僕1人がハンコックを使っていました。ハンコックのタイヤの性能が僕に合っていたということですね。」

──ダブルエントリーも作戦ですか?

原田選手
「今日は絶対に路面温度が上がらないと考えて、ダブルエントリーでタイヤが冷めない状態を作ってやったので、 僕の順番では最初からいいグリップのまま走りきることができました」

競技の性質を考え抜いた末の作戦の勝利ということでしょうか。
テクニックが拮抗している中で、ひとつ抜け出すための「なにか」。勝利の秘訣はこの「なにか」を掴むことなのでしょう。
それが実を結んだ勝利。原田選手、本当におめでとうございます。

ちなみに原田選手は3月25日のスーパー耐久にST4クラスのゼッケン12、シビックType-Rで出場するとのこと。
着実にステップアップしていくサラリーマンレーサーから目が離せません。

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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