ヤマハの電動アシスト自転車「PAS CITY-C」「PAS CITY-X」の2023年モデルが発売。小回りが利く軽量・コンパクトな20型

■低床のU字型フレームの「PAS CITY-C」、直線基調のX字型フレームの「PAS CITY-X」

電動アシスト自転車を世界で初めて世に送り出したヤマハ発動機は、用途に合わせた多彩なモデルをラインナップしています。最近、街中で目立つようになってきたのが、小回りが利く小径タイプ。駅までの移動や買い物など、日常使いで活躍しているシーンを見かけます。

ヤマハ発動機 パスシティ
「PAS CITY-C」の2023年モデル

街乗りや通勤に人気の、軽量・コンパクトな20型電動アシスト自転車の「PAS CITY-C」「PAS CITY-X」もそんな1台。2023年モデルが2月14日(火)に発売されます。

カジュアルなデザインが印象的な「PAS CITY-C」は、軽量・コンパクトなモデル。低床のU字型フレームにより、スカートなどでも乗り降りしやすいのが特徴です。ファッション性の高いデザインだけでなく、機能性を両立させたデルタハンドル、大型テリーサドルなどを備えています。

2023年モデルのカラーは、上質でエレガントな「マットロゼ」、どんなファッションにも合わせやすい「カカオ」が新たに追加され、継続色の「マットオリーブ」「ホワイトオレ」も含めた4色展開。

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「PAS CITY-X」の「ディープレイクグリーン」

一方の「PAS CITY-X」は、スマートに街乗りを楽しめるモデルです。直線基調のX字型フレーム(Xフレーム)は、クールでスタイリッシュなムードを放っています。さらに、スポーティな走りを実現するセミスリックタイヤ、セミストレートハンドル、スポーティサドルなども特徴。

2023年モデルには、カジュアルな「マットグレイッシュベージュ」、スマートな「ディープレイクグリーン」が追加され、継続色の「ミラーシルバー」を含めた3色が設定されています。

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「PAS CITY-C」の2023年モデル

軽快な走りが美点で、登坂時などの高回転ペダリング時でも、伸びやかなアシストによりストレスなく走破できます。坂道など、道路状況に合わせて自動でアシスト力を制御する「スマートパワーアシスト」が用意されています。

2023年モデルでは、直感的な操作が可能な「スマートクロックスイッチ」が新たに装備されています。

「スマートクロックスイッチ」では、走行モード切替ボタンが刷新されています。アシストダウンボタンに比べてアシストアップボタンを大きくし、また上下非対称にすることで、走行中でも操作しやすい形状になっています。選択中の走行モード、バッテリー残量などをすぐに確認できるディスプレイ内の配置にも配慮されています。

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新たに搭載された「スマートクロックスイッチ」

加えて、バッテリー残量が20%を切ると、ランプが点灯し、ブザー音も鳴るため、バッテリー残量の低下を見逃す心配もありません。バッテリーの残量は、10段階のインジケーターと%で表示されるため、従来型よりも残量も確認しやすくなっています。

「PAS CITY-C」「PAS CITY-X」は、電動アシスト自転車を手軽に楽しめるサイズやフォルムでありながら、本格的な走りも享受できます。

●サイズ
「PAS CITY-C」:全長1535×全幅580×サドル高715〜865mm
「PAS CITY-X」:全長1585×全幅520×サドル高795~925mm

●一充電あたりの航続距離
「PAS CITY-C」:48km(強モード)、57km(スマートパワーモード)、83km(オートエコモードプラス)
「PAS CITY-X」:54km(強モード)、65km(スマートパワーモード)、90km(オートエコモードプラス)

●価格
「PAS CITY-C」:14万3000円
「PAS CITY-X」:14万5200円

(塚田 勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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