新型「GT-R」に特別な「Z」。日産ブースはスポーツカー祭りの様相【東京オートサロン2023】

■新型GT-Rを会場で発表した日産

東京オートサロン2023・日産ブース

東京オートサロン2023でもっとも見るべきブース。わたくしに言わせれば、それは日産ブースです(あくまで個人の印象です。諸説ありw)。

なぜかって? スポーツカー祭りだからですね。

だって、メインはGT-Rの2024年モデル。前回の2022年モデルで「GT-Rは打ち止め」なんていう噂もあったけれど、しっかりブラッシュアップされた新型が出てきましたね。

2024年モデルとして発表された新型GT-Rのノーマルタイプ
GT-R NISMOのデザインも改められた

標準仕様もNISMOもフロントとリヤのデザインが変更され、見た目にも新しくなっているのが個人的には好印象。

今度こそ最後なんでしょうか?

●あの特別なフェアレディZを市販モデルとして展示

フェアレディZのカスタマイズドエディション

そして、日産ブースの見どころナンバー2は、新型フェアレディZの「カスタマイズエディション」。

1年前の東京オートサロンでお披露目された、ノーマルとは異なるフロントバンパーなどで仕立てたフェアレディZが、市販モデルとして再び姿を現したのです。

往年の名車「フェアレディZ 432R」からインスピレーションを受けたデザインは、大いにアリだと思います。

カスタマイズドエディションはZ432Rがモチーフ

ちなみにこちらは、販売店オプションとして市販する予定だそうです。

というわけで、新型GT-Rが標準仕様とNISMOで2台。加えて、フェアレディZのカスタム仕様。スポーツカー好きの楽園みたいなブースじゃないですか。

●ガルウイングで2人乗りの軽自動車はいかが?

ルークスの「SUITE CONCEPT」。なんと2シーターでトレーラーにはピアノが積んであります。

あとは、ガルウイングで、2名乗車で、トレーラー付きと、魔改造の「ルークス」や、市販モデルにちょっと手を加えたAUTECHのセレナやエクストレイルも展示。

日産ブースは見ごたえたっぷりです。マジで。

(工藤 貴宏)

この記事の著者

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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