■最大トルク300Nmの分厚いトルク感、WLTCモード燃費21.3km/Lの低燃費が自慢
Stellantisジャパンは、2022年7月1日(金)、コンパクトSUVのシトロエン「C3 AIRCROSS SUV(C3 エアクロス SUV)」に、クリーンディーゼルエンジンを積む「C3 AIRCROSS SUV BlueHDi」を追加し、発売しました。
同モデルは、1.2Lの「PureTech」と呼ばれる直列3気筒ガソリンターボ搭載車が導入済みでした。今回、1.5Lクリーンディーゼルエンジンの「BlueHDi」が加わったことで、高い経済性とトルクフルな走りにより、さらに人気が高まりそう。
追加された1.5Lクリーンディーゼルは、最高出力120ps・最大トルク300Nmを発揮し、組み合わされるトランスミッションは6速ATです。WLTCモード燃費は、21.3km/Lで、輸入車のBセグメントSUVの中でもトップレベルを誇ります。
エコカー減税の対象になり、燃料はもちろん軽油ですから、ガソリン高のいま、ランニングコストを重視する層に訴求するはず。
コンパクトSUVでありながら、ゆとりあるキャビンを備えているのも魅力で、後席には前後スライド、リクライニング機能付きの6:4分割可倒式を用意。シートを一番前にスライドさせれば、荷室容量は通常の410Lから約520Lまで拡大します。
さらに、後席をすべて折りたためば、最大約1289Lにまで拡⼤。助手席のシートバックを前方に倒すことで約2.4mの長尺物を積載することもできます。小さくてもバカンスの国らしく、積むことに対して妥協はありません。
グレード構成は、パノラミックサンルーフ、HiFiスピーカー、グリップコントロールなどを備えた上級仕様の「SHINE PACK BlueHDi」、16インチホイールを装備したベーシックモデルの「SHINE BlueHDi」の2タイプ。
さらに、クリーンディーゼルエンジンモデルの導入を記念して、グレーレザーシートやグレーテップレザーダッシュボードなどが備わり、上質なインテリアに仕立てられた特別仕様車の「C3 AIRCROSS SUV BlueHDi Debut Edition」も設定されています。
ディーゼルエンジン搭載車の「Debut Edition」の名に相応しい特徴的なインテリアは、近年のシトロエンを象徴するような世代を超えて楽しめるデザインに仕上がっているそう。シートの背面と座面が2トーンカラーになり、軽やかな模様も施されるカジュアルなムードが魅力。さらに、ダッシュボードにもグレーのテップレザーが採用されていて、エレガントな雰囲気も醸し出しています。
ボディカラーは、「ブラン バンキーズ」「カーキ グレー」「グリ プラチナム」「ボルタイック ブルー」「ルージュ ペッパー」の5色。「Debut Edition」は、「ブラン バンキーズ」「カーキグレー」の2色のみとなっています。
●ボディサイズ:全⻑4160×全幅1765×全高1630mm
●価格
「C3 AIRCROSS SUV BlueHDi Debut Edition」:361万5000円
「C3 AIRCROSS SUV SHINE PACK BlueHDi」:355万4000円
「C3 AIRCROSS SUV SHINE BlueHDi」:329万2000円
(塚田 勝弘)