■上質さと圧倒的なパフォーマンスを両立
BMWをベースに上質なハイエンドモデルを作り続けるアルピナが、最新モデル「BMW ALPINA D4 Sグランクーペ」の予約注文を開始しました。
![BMW ALPINA D4 S グランクーペ](https://clicccar.com/uploads/2022/06/21/alpina_d4s_002-380x253.jpg)
![BMW ALPINA D4 S グランクーペ](https://clicccar.com/uploads/2022/06/21/alpina_d4s_003-200x133.jpg)
「BMW ALPINA D4 Sグランクーペ」は、人気のBMW ALPINA 4シリーズグランクーペに追加されたディーゼルモデル。
3リッター直列6気筒のディーゼルエンジンにマイルドハイブリッドテクノロジーを組み合わせたパワートレインを搭載し、既存のガソリン仕様とは一味違ったドライビング体験を提供します。
![BMW ALPINA D4 S グランクーペ](https://clicccar.com/uploads/2022/06/21/alpina_d4s_12-200x133.jpg)
特筆すべきはディーゼル車ならではのエンジンスペック。ビ・ターボ・チャージングが生み出す261kW(355ps)という最高出力も立派ですが、1750~2750rpmという低回転域で生み出す730Nm(74.4kgm)に達する最大トルクは圧巻。
動力性能もアルピナの名にふさわしく、0-100km/h加速4.8秒・巡航最高速度は270km/hを誇りますが、それでいてWLTPモード14.5km/Lという燃費を達成している点は、高効率なディーゼルならではといえるでしょう。
![BMW ALPINA D4 S グランクーペ](https://clicccar.com/uploads/2022/06/21/alpina_d4s_09-200x133.jpg)
![BMW ALPINA D4 S グランクーペ](https://clicccar.com/uploads/2022/06/21/alpina_d4s_08-200x133.jpg)
足回りにはアルピナ伝統のスポーツ・サスペンションを搭載。バリアブル・ダンパー・コントロールに独自のセッティングを施すと同時に、フロントタイヤのキャンバー角を1.25度ネガティブとすることで、コーナリング時の特性をいっそう高めています。
●価格は1227万円。導入は2023年初頭から
![BMW ALPINA D4 S グランクーペ](https://clicccar.com/uploads/2022/06/21/alpina_d4s_05-200x133.jpg)
![BMW ALPINA D4 S グランクーペ](https://clicccar.com/uploads/2022/06/21/alpina_d4s_07-200x133.jpg)
操舵系にはバリアブル・スポーツ・ステアリング・システムを採用。わずかな舵角でもダイレクトなレスポンスを実現し、クルマにさらなる俊敏性をもたらしています。
走行状況に応じて「コンフォート」「スポーツ」「スポーツ・プラス」という3つのモードが選択できるので、高速域での直進安定性からワインディングでの機敏な応答性まで、ステア特性を任意に変更することができます。
![BMW ALPINA D4 S グランクーペ](https://clicccar.com/uploads/2022/06/21/alpina_d4s_06-200x133.jpg)
アルピナの見どころのひとつであるアルミホイールは、細身の20本スポークが美しい鍛造20インチ。フロントに255/35R20、リアに285/30R20という専用開発のピレリP ZEROを装着しますが、ロープロファイルのタイヤを見事に履きこなす「アルピナ・マジック」の乗り味は、ここでも実現されているようです。
![BMW ALPINA D4 S グランクーペ](https://clicccar.com/uploads/2022/06/21/alpina_d4s_10-200x133.jpg)
![BMW ALPINA D4 S グランクーペ](https://clicccar.com/uploads/2022/06/21/alpina_d4s_11-200x133.jpg)
伸びやかなシルエットと流れるようなルーフラインが魅力のグランクーペのエクステリアには、アルピナ流のモディファイが。
フロントには精悍さを増すバンパースポイラーを備え、リアでは上品なスポイラーと4本出しマフラーが高性能ぶりを主張しています。
BMW ALPINA D4 Sグランクーペの車両本体価格は1227万円(消費税込み)。すでに予約を受け付けていますが、導入は2023年初頭を予定しているそうです。
(角田 伸幸)