D1GPにニュル24時間も!トーヨータイヤが2022年のモータースポーツ活動計画を発表

■川畑真人/藤野秀行両選手がGR86でD1GPに挑む!

TOYOTIRESモータースポーツ活動2022
川畑・藤野両選手が乗るGR86のイメージ

4月15日、トーヨータイヤは2022年の「D1グランプリシリーズ(以下 D1GP)」への参戦を発表しました。

トーヨータイヤモータースポーツ2022
D1GPに挑む川畑真人選手(左)と藤野秀行選手

2007年に結成し、D1GPへの参戦を続けて来た「Team TOYO TIRES DRIFT」によるこれまで通りの体制で、川畑真人選手、藤野秀行選手の2名がシリーズ全9戦に臨みます。

参戦する2台のマシンは今シーズンよりTOYOTA GR86に統一され、マシン製作やセッティングなどの効率化をはかるとともに、ワンチームとしての気持ちでシリーズ制覇を目指すとのことです。

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サポートドライバーを務める松井有紀夫選手(左)と松山北斗選手
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トーヨータイヤのD1GP装着タイヤ「プロクセスR888R」

なお、タイヤはPROXES R888Rを使用。

川畑、藤野選手のほか、タイヤサポートドライバーとして、松井有紀夫選手(Team RE雨宮 K&N 所属)、トヨタ自動車に勤務しテストドライバーを務める松山北斗選手(FAT FIVE RACING 所属)を起用することも同時に発表されました。

トーヨータイヤのブランドカラーである青を基調とした新しいカラーリングのニューマシンTOYOTA GR86のデビュー戦は、4月23日(土)~24日(日)に開催されるD1GP第1戦(富士スピードウェイ)です。

●フォーミュラドリフトJAPANやニュルブルクリンク24時間レースにも参戦!

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フォーミュラドリフトJAPANではマッド・マイク選手らをサポート

また、日本生まれのドリフト競技D1GPに影響を受け、アメリカで生まれたドリフト競技FORMULA DRIFTの日本版「FORMULA DRIFT JAPAN 2022」へスポンサー企業として参戦します。同社のブランドアンバサダー・マッド・マイク選手に加え、松山北斗選手にタイヤを供給し参戦をサポートするとのことで、D1GPとともにこちらの活躍も期待されます。なお、こちらの開幕戦はD1GPと同日の開催となりますので、松山選手はこちらに出場しD1GPは不出場となります。

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ニュルブルクリンク24時間にはGRスープラで参戦

国内のドリフトのほか、トーヨータイヤが欧州でのレース活動の中心と位置付けているのが「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」です。過酷な耐久レースとして知られているこちらへの参戦は、現地ドイツでレース活動や車両製作を手がけているレースチームRing Racingとのパートナーシップ契約という形での参戦となり、参戦車両であるTOYOTA GR Supra GT4に向けたレースタイヤの開発、供給を行っているとのことです。

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年初のダカールラリー2022でクラス優勝を果たしたトーヨータイヤのランドクルーザー

その他、「ダカールラリー2022」では同社が供給するオフロードタイヤOPEN COUNTRY M/T-Rを装着したランドクルーザーがクラス優勝を飾るなど、オンロード、オフロード問わず、幅広いジャンルでモータースポーツ活動を行うトーヨータイヤの挑戦は2022年シーズンも要チェックです。

(文:高橋 学