ワンプッシュで簡単にエンジンが始動できるホンダの小型耕うん機「サ・ラ・ダFF500」が登場

■充電切れでも市販のUSBケーブルを使えば外部充電が可能

ホンダのパワープロダクツ部門は、除雪機や耕うん機、発電機まで幅広い商品を取りそろえています。

小型耕うん機「サ・ラ・ダFF500」が一部改良を受け、2022年春に発売される予定です。

ホンダ サ・ラ・ダFF500
ホンダの小型耕うん機「サ・ラ・ダFF500」の作業イメージ

サ・ラ・ダFF500は、力強い耕うん性能や簡単操作をはじめ、楽に操作できるのが特徴で、フロントロータリー式の小型耕うん機です。

このフロントロータリー式とは、耕うん用作業部(ロータリー)を機体の前方に装備する耕うん方式です。

ホンダ サ・ラ・ダFF500
ワンプッシュで簡単にエンジン始動が可能

今回の一部改良では、優れた作業性能はそのままに、セルフスターターとオートチョークシステムが搭載された145ccのエンジンが新たに搭載されたのがトピックス。ワンプッシュで簡単にエンジン始動が可能になっています。

エンジンを始動する際の電源として、自己充電機能と自己放電制御機能が搭載されたリチウムイオンバッテリーシステムが採用されています。

こちらは、長期保管の際、自動で「ストレージモード」となり、消費電流を抑える機能です。エンジン稼働時の自己充電が可能になり、利便性が高まっています。

ホンダ サ・ラ・ダFF500
ホンダの小型耕うん機「サ・ラ・ダFF500」

また、長期間の不使用時に生じた充電切れの際も市販のUSBケーブル(USB micro B)を使えば外部充電が可能。さらに、燃料が入れやすい大開口の給油口(従来比約2倍)の採用で、使い勝手が向上しています。

そのほか、クラッチレバーを握った状態ではエンジンが始動しない「インターロック機構」を備えるなど、使用時の安全面を考慮したつくりになっています。

●サイズ:全長1765×全幅585×全高1045mm
●価格
FF500K2 (JRE):25万7400円
FF500K2 (JREH) アタッチメント対応のヒッチ標準装備タイプ:27万1700円

塚田勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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