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■コロナ禍の影響で変則的となった2020~2021シーズンの日本レースクイーン大賞
東京オートサロン2022のイベントホールで1月15日13時から行われたMediBang日本レースクイーン大賞2021表彰式。
2010年にスタートした日本レースクイーン大賞ですが、昨年の第11回はコロナ禍の影響により本賞の投票は行われずに新人部門とコスチューム部門のみが行われ、第12回となる本賞は2年ぶりの開催となりました。
表彰に先立って、2021年1月に発表が行われた2020年の新人部門グランプリ受賞者である、あのんさんが特別ゲストとして登壇。
昨年、オンラインで行われた表彰式を振り返りながら、MediBang日本レースクイーン大賞2021の表彰式が行われたことを喜びます。
そして2021年7月にこれもオンラインでの開催となった新人部門表彰式で発表された2021年の新人部門グランプリである川瀬もえさんが紹介されます。
また、9月に発表のみが行われたコスチューム部門グランプリの表彰式が、この東京オートサロン2022のステージで行われます。
グランプリはSUPER GTのKONDO RACING TEAMでGT500の24号車 リアライズコーポレーション ADVAN GT-RリアライズとGT300の56号車 リアライズ日産自動車大学校 GT-Rを応援するリアライズガールズが輝きました。
レースクイーンには受賞のメダルが、そしてトロフィーはチーム監督が受け取ることとなるコスチューム部門。そのトロフィーは近藤真彦監督に渡されます。
ここからは11月から2か月に渡って繰り広げられてきた投票により決定するMediBang日本レースクイーン大賞2021の各賞の表彰式となります。
●クリッカー賞は藤井マリーさんに
まず発表されたのがクリッカー賞。
ファーストステージから勝ち進んだ20名のファイナリストを対象に、クリッカー読者の投票を大いに参考にして決定するクリッカー賞はSUPER GTでGT500の38号車 ZENT CERMO GR Supraを応援する ZENT sweetiesの藤井マリーさんが受賞しました。
続いてファイナリストを対象に週刊プレイボーイの読者投票で決定する週刊プレイボーイ賞はSUPER GTでDUNLOPユーザーチームを応援するDUNLOP DIREZZA GIRLSの美月千佳さんが受賞。副賞は週刊プレイボーイ誌上においてのソログラビアとのことです。
なお美月千佳さんは2020年の新人部門でクリッカー賞を受賞しています。
ファイナリストを対象にMediBang日本レースクイーン大賞2021実行委員会が選出する実行委員会特別賞は3名が受賞。
Arnage Lovely CatsとしてSUPER GTで、またA-Girlsとしてスーパー耐久などで活躍をした葵井えりかさん。
リアライズガールズとしてSUPER GTのKONDO RACING TEAM、またD’stationフレッシュエンジェルズとしてスーパー耐久のイメージガールとD’station Racingの応援などで活躍をした織田真実那さん。
SUPER GTのGT300クラス、244号車 たかのこの湯 GR Supra GTを応援するMax Girlsとして活躍をした永原芽衣さん。
永原芽衣さんは2019年のクリッカー賞を受賞しています。
続いては今回のタイトルスポンサーであるMediBangが、ノミネート50名から1名、ファイナリストから3名を選出するメディバン賞の発表。
ノミネート50名からはSUPER GTで30号車 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTを応援するapr Victoriaとして、またスーパーフォーミュラのKCMGチームを応援するKCMGエンジェルの愛川菜月さんが選出されました。
ファイナリストからの3名はKOBELCO GIRLSとしてSUPER GTで、またMEGA・LiFe Girlsとしてスーパー耐久などで活躍をした太田麻美さん。
Mobil1レースクイーンとしてSUPER GTとスーパーフォーミュラ、D’stationフレッシュエンジェルズでスーパー耐久で活躍をした宮瀬七海さん。
SARDイメージガールとしてSUPER GTで、D’stationフレッシュエンジェルズとしてスーパー耐久で活躍をした水瀬琴音さん。
水瀬琴音さんは2019年の新人部門でクリッカー賞を受賞しています。
●大賞受賞者は全員が初受賞
いよいよMediBang日本レースクイーン大賞2021の大賞受賞者5名が発表されます。今回は2019年までの大賞受賞者が参加していないために、今回の大賞受賞者はすべて初受賞ということになります。
まず一人目はSTANLEYレースクイーンとしてSUPER GTで活躍をした相沢菜々子さん。
2人目はENEOS GIRLSとしてSUPER GTで、またルーキープリティとしてスーパーフォーミュラなどで活躍をした今井みどりさん。
3人目はメディバン賞も受賞したKOBELCO GIRLSとしてSUPER GTで、またMEGA・LiFe Girlsとしてスーパー耐久などで活躍の太田麻美さん。
4人目はPacific FairiesとしてSUPER GTで活躍をした川瀬もえさん。
5人目はWedsSport Racing GalsとしてSUPER GTで、MEGA・LiFe Girlsとしてスーパー耐久で活躍をした安田七奈さん。
グランプリの発表に先立って、この大賞受賞者を対象とした各賞の発表が行われました。
東京中日スポーツ賞は安田七奈さんが受賞。安田七奈さんは2022年の東京中日スポーツ紙上でモータースポーツ大使として活動することとなります。
テレビ東京賞は相沢菜々子さん。相沢奈々子さんは2月以降に放送されるテレビ東京の番組に出演するなどでテレビ東京において活躍することとなります。
そしていよいよ栄えあるMediBang日本レースクイーン大賞2021のグランプリが発表されます。そのプレゼンターは2019年のグランプリである川村那月さん。
川村さんはグランプリを受賞した後にコロナ禍となった2020年から2021年を振り返り、それでも活動できたのはファンの方々の力があってこそと語ります。
●栄えある最高賞のグランプリに輝いたのは川瀬もえさん
そして発表されたグランプリの名前は、川瀬もえさん。
川瀬もえさんは2021年の新人部門グランプリとともに2冠を達成!日本レースクイーン大賞の歴史の中で初めてのレースクイーンデビューイヤーでの両部門グランプリという偉業を達成しました。
川瀬もえさんは「レースクイーンにはきらきらとした未来がある素晴らしい職業。そのレースクイーンを、そしてモータースポーツの魅力をもっと伝えていきたい。それは今後、女優やモデルとして活動する際にも伝えることができます」とグランプリを受賞した意義について語ります。
2年ぶりに開催された東京オートサロン2022において2年ぶりに表彰式が行われた日本レースクイーン大賞。
2022年はレースクイーンたちがもっと活動できるように、そしてファンの方々ももっとレースクイーンを身近に感じることができるようにコロナ禍の収束が、そして終息が期待されます。
(写真・文:松永 和浩)