■専用前後バンパーやルーフレール、電子式ディファレンシャルロックを用意
フィアット・パンダは、フィアット500をベースに全高を高めてアップライトな乗車姿勢にすることで、同じプラットフォームでもゆとりのあるキャビン、ラゲッジスペースを備えたモデルです。
そのパンダに2022年1月15日(土)、お馴染みの限定車が登場します。4×4システムや6速MT、特別なボディカラーをまとった限定車の「Panda Street 4×4(パンダ・ストリート・フォーバイフォー)」で、今回は160台限定になります。
「パンダ・ストリート 4×4」は、4WDならではの高い走破性と軽快なフットワークを兼ね備え、先述したように、コンパクトでありながら優れた居住性や積載性を備えています。さらに同限定車には、歴代モデルが培ってきたコンパクトクロスオーバー車のノウハウが活され、4×4モデルの高い機動性はそのままに、落ち着いたエクステリアデザインや「ダークセラミックグレー」のボディカラーをまとっています。
カタログモデルと異なるのは、専用の前後バンパーやブラックのフェンダーアーチ、ルーフレール、サイズアップされた15インチスチールホイール、175/65R15タイヤなどタフな雰囲気を漂わせている点。一方インテリアには、ヒーテッドフロントガラスやフルオートエアコン、前席シートヒーターが用意され、雪国などの寒い地域でも快適なドライブが可能です。
さらに、専用デザインのファブリックシートやセンターコンソール収納、電子式ディファレンシャルロックが特別装備され、優れた利便性や高い走破性も備わっています。ほかにも、セキュリティ性の向上にも寄与するリヤプライバシーガラス、車庫入れ時に安全をサポートするリヤパーキングセンサーも完備。MT派で降雪地域に住んでいる人をはじめ、スキーやキャンプ、登山などのアクティブな趣味を持っている方で、コンパクトな4WDを探しているのなら選択肢に入れたい仕様となっています。
●「Panda Street 4×4」本体車両価格:242万円
(塚田勝弘)