■既存グレードも一部改良を受け、快適性や先進安全装備を全車に標準化
トヨタ・ハイラックスは、2021年10月現在、日本で新車(正規)で買える唯一のピックアップで、ファッションとして乗る方だけでなく、林業などの「はたらくクルマ」としても貴重な存在です。
2021年10月8日、トヨタ・ハイラックスに「Z“GR SPORT”」が追加されました。
同時に、既存グレードの「Z」と「X」も一部改良を受けています。
ひと目で「GR」と分かる「Z“GR SPORT”」には、専用のオーバーフェンダーにより、全幅1900mmという堂々たるワイドボディを獲得しています。
さらに、専用フロントバンパーやフロントグリル、「ブラック塗装+切削光輝」が施された18インチアルミホイールにより精悍でスポーティな印象を付与。
インテリアには「GR」ロゴが刺繍された「専用合成皮革+スエード調」のフロントスポーツシートが用意されます。
さらに、スモークシルバー加飾が目を惹く専用本革巻きステアリングホイールとパドルシフトが備わるなど、細部にまでこだわりが表現されています。
走りの面では、ステアリングの応答性が向上し、フラットで快適な走りを実現するという専用サスペンションが用意されています。
「Z」の一部改良では、エアコンに左右独立温度コントロール機能が追加され、快適性が向上。
「X」には、「プリクラッシュセーフティ」や「レーンディパーチャーアラート」などの先進安全装備が標準化されています。これにより、全車に先進安全装備が用意されたことになります。
価格は、最上級になる「Z“GR SPORT”」が431万2000円、「Z」が388万2000円、「X」が352万7000円です。
パワートレーンは、全車2.4Lディーゼルエンジンで6速ATが組み合わされています。
(塚田 勝弘)