■2010年の「M3 GT2」以来、11年ぶりの「8 x Jeff Koons」が2022年2月公開
BMWは米デザインアーティスト、ジェフ・クーンズ氏が手掛ける「8 x Jeff Koons」を「M850i xDriveグランクーペ」に設定することを発表、そのティザーイメージを初公開しました。
世界有数のアーティストが手掛けてきた同社のアートカーは、1975年から続いており、ジェフ・クーンズ氏は11年前の2010年に「M3 GT2」を発表して以来のタッグとなります。
今回公開されたティザーイメージは、ジェフ・クーンズ氏とBMW AG取締役会会長のオリバー・ツィプセ氏により提示された最初のティザーです。
クーンズ氏は「BMWと再び仕事をし、特別仕様車を作る機会に本当に興奮し、光栄に思います。8シリーズグランクーペの本質を考え、エネルギーを体現し常に考えてきました。BMWファミリーの一員として再び働くことは素晴らしい機会です」と述べています。
新作では2010年の「M3 GT2」と同じように、カラフルな太い線で満たされたポップカルチャーアートになることが想定されますが、多少の変更される可能性もありそうです。リリースによると「8 x Jeff Koons」はボディの塗装に285時間を費やしたといいます。
キャビン内もカラフルであり、ハイエンドの素材、上質なレザー、エディションのバッジとクーンズの刻印の入ったカップホルダーが特徴となっています。
新アートカーは2022年2月にロサンゼルスでワールドプレミアし、その後は限定コレクターズエディションとして発売される予定です。
ベースとなる「M850i xDrive」は、4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載。最高出力530ps・0-100km/h加速3.7秒という圧倒的パフォーマンスも持つモデルを、クーンズ氏がどのようにアートで表現するのか楽しみです。