86(ハチロク)のロゴは、どこか懐かしい明朝テイスト

トヨタ86(ハチロク)のカタログやナンバー化粧プレートなどに使われている「TOYOTA 86」のロゴは、もちろん統一されたものですが、こうしたロゴに明朝系のフォントを使うのは非常に珍しい。

 

その真意をデザイン部のスタッフにうかがうと、「たしかに明朝系の書体(フォント)は、弱いイメージになる傾向もあって、こうした車名ロゴで使われることは珍しいかもしれません。しかし、今回はノスタルジックな雰囲気も考えて、この書体に落ち着きました」とのこと。

 

具体的なフォントは不明とのことですが、こうしたロゴにおいては専用に作り込むので、既存のフォントそのままということはないのでしょう。もっとも、印刷にくわしいひとがみると「リュウミンという割合にスタンダードなフォントに似ているね」ということですから、TOYOTA 86 のロゴを真似たチームステッカーなどを作ろうというならば、参考にしては?!

 

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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