■「MotoGP」参戦のファクトリーマシン「YZR-M1」をオマージュ
超激辛なホットハッチであるABARTH(アバルト)の「595」シリーズに、特別な限定車が設定されました。
モンスターエナジー、ヤマハファクトリーレーシングとのコラボモデルである「595 Monster Energy Yamaha(モンスターエナジー・ヤマハ)」が、特設サイトを通じて予約受付が開始されています。
応募期間は、2021年2月2日から2月15日の15:00までで、応募多数の場合は抽選になります。
右ハンドルのATモード付5速シーケンシャルトランスミッション車は限定20台、右ハンドルの5速MTも限定20台、左ハンドルの5速MTも限定20台。申し込み受付は特設サイトのみとなっており、正規ディーラー店舗での受付はありません。なお、世界限定台数は2000台です。
「595 モンスターエナジー・ヤマハ」は、2015年から続いているアバルトとエナジードリンクのモンスターエナジー、ヤマハファクトリーレーシングとのコラボを記念して設定された限定車。
ベースモデルは、1.4L直列4気筒ターボにより、最高出力165ps・最大トルク210PS(SPORTスイッチ使用時 : 230Nm)を発揮する「595 Pista」。この限定車は、二輪ロードレースの世界最高峰である「MotoGP」に参戦しているモンスターエナジー・ヤマハMotoGPのファクトリーマシン「YZR-M1」をオマージュしたボディカラーをはじめ、限定車ならではの特別な仕様、装備が用意されています。
エクステリアには、「Nero Scorpione(ブラック)」と「Blu Podio(ブルー)」が組み合わされた特別なビコローレ(2トーン)が採用されています。
目を惹くのは、モンスターエナジーのアイコンである「クロー(爪痕)」のボンネットステッカー、そしてボディサイドのヤマハファクトリーレーシング・ロゴ。こうしたアクセントにより、ファクトリーマシンの雰囲気が醸し出されています。
インテリアには、モンスタークローとヤマハファクトリーレーシング・ロゴが配されたブルーアクセントカラー入りの専用スポーツシートをはじめ、ブラックを基調にブルーラインが施された専用インパネ、専用フロアマットが備えられています。
センターコンソールには限定車専用のシリアルプレートを配置。ほかにも高性能エキゾーストシステムの「Record Monza(レコードモンツァ)」が特別装備され、ブラック塗装の専用17インチアルミホイール、ブラック仕上げのブレーキキャリパーにより、精悍に仕立てられた足まわりも見どころになっています。
「595 モンスターエナジー・ヤマハ」の価格は340万円(MT)、357万円(MTA)となっています。
コンパクトなホットハッチの中でも特別な同限定車は、2輪の愛好家からもコレクターズアイテムとしても注目を集めそうな個性派といえそうです。
(塚田 勝弘)
【関連リンク】
595 Monster Energy Yamaha(595 モンスターエナジー・ヤマハ)
https://www.abarth.jp/limited/595-monster-yamaha/