「赤い名刀」がついに発売!100台限定のスズキ・KATANAの特別色キャンディレッドがインターネットで予約受付

■存在感と上質感を持つ注目カラー

スズキの名車「GSX1100Sカタナ」の名前を継承し、2019年に発売され大ヒットとなった「KATANA」に、特別色のキャンディダーリングレッドが100台限定で登場しました。

この色は、2020年3月27日からスズキがホームページ内で実施した「スズキWEBモーターサイクルショー」の企画内で生まれ、同コンテンツ内の「KATANAカラーアンケート」で最も人気が高かった参考出品車がベース。話題の「赤い名刀」が、遂に発売となったのです。

●「カタナ」らしさを現代風に表現

KATANAの元祖となるGSX1100Sカタナは、1980年のケルンモーターショー(当時の西ドイツ)に出品され、日本刀をイメージした前衛的なデザインで世界のバイクファンの注目を集めたスズキの名車です。

スズキKATANA特別色キャンディレッドが発売
名車「GSX1100Sカタナ}(写真は2000年モデル)

その名前を継承するKATANAは、「スズキらしさ」と「カタナらしさ」を表現することをコンセプトに、鍛錬を重ねた日本刀のような個性的かつ前衛的なデザインと現代の最新技術を投入したモデルです。

軽量なフレームの車体に搭載するエンジンには、スーパースポーツ「GSX-R1000」ベースの998cc・水冷並列4気筒を採用。前寄りの着座位置や幅広のアップハンドルなどにより、スポーティなハンドリング性能や、乗車姿勢の快適性などを実現します。

また、倒立フロントフォークやブレンボ製ブレーキキャリパーなど、足まわりにはスポーティな走りを実現する装備を搭載。

3段階から選択可能なトラクションコントロールやABSなど、最新の装備などと相まって、街乗りからワインディング、長距離ツーリングなど、様々な領域で走りを楽しめるマシンです。

●ハンドルバーなどにゴールドも配色

今回発売される特別色キャンディダーリングレッドは、その現行モデルをベースにボディに上質感溢れるキャンディ系のレッドを配色したもの。また、ホイール色にもボディー同系色のダークレッドを採用し、従来はシルバーやブラックといった無機質なカラーが多かったカタナに新しい世界観を演出しています。

スズキKATANA特別色キャンディレッドが発売
ホイールにもボディ同色系のダークレッドを配色

ハンドルバーやフロントフォークアウターチューブ、チェーンなどにはゴールドを採用することで高級感もプラス。「刀」デカールやエンブレム、シートステッチにも専用のカラーを採用するなどで、細部にまでこだわった仕上がりとなっています。

●人気投票で1位も獲得

ちなみにこのカラーは、前述の通り、スズキがオンライン上で開催した「スズキWEBモーターサイクルショー」に参考出品したカラーがベースとなっています。

同ショーでは、マットブラックも参考出品されましたが、すでに発売されているシルバーやブラックも含めた「人気カラーアンケート」では、投票者の35.4%がレッドを支持し見事1位を獲得。つまり、現行色より人気がある「あのレッド」がついに発売されるというワケです。

レッドとマットブラックの参考出品車は、10月に大阪、11月に東京、12月には名古屋で実機の展示も行われ、大きな注目を浴びた

KANATA特別色キャンディダーリングレッドの価格(税込)は、159万5000円(100台限定)。

スズキでは、この特別色の予約受付を同社が運営し2021年1月11日(午前11時)からオープン予定のECサイト「S-MALL(エスモール)」内で行います。

このサイトは、日本全国から場所や時間にとらわれず、手軽にインターネット上でスズキ関連商品を購入することができるというもの。

KATANA特別色の予約受付は、ECサイトのオープン当日(2021年1月11日)午後3時から先着順で、販売は全国のスズキバイクショップにて行われます。

(文:平塚直樹/写真:スズキ)

【関連サイト】
スズキ公式ECサイト「S-MALL(エスモール)」
https://s-mall.jp/

この記事の著者

平塚 直樹 近影

平塚 直樹

自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。
現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、車選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!
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