シトロエン・ベルランゴ専用設計で純正交換型のプレミアムスピーカーキット「BEWITH Platinum Voice for BERLINGO」が12月上旬に発売

■超薄型16.5cmウーファー、2.5cmドームツイーターを採用

シトロエン・ベルランゴ
カタログモデルの先行予約が2020年8月27日(木)から開始されているシトロエン・ベルランゴ

以前お伝えしたように、カタログモデルが発表されたシトロエン・ベルランゴ。2020年9月3日、同MPV向けのBEWITH製のプレミアムスピーカーキットを純正ディーラーオプションとして12月上旬から販売すると発表しました。なお、同スピーカーキットは、専用設計で純正交換型になります。

「BEWITH Platinum Voice for BERLINGO」と命名されたプレミアムスピーカーキットは、シトロエン・ベルランゴ用に開発された純正交換型プレミアムスピーカーキット(13万2000円/税込・取付工賃別)。2019年に発売された「デビューエディション」と、このほど発表されたカタログモデルのいずれにも対応。正規ディーラーで購入、取付が可能です。

同スピーカーキット最大の特徴は、ベルランゴの純正ドアスピーカー取付穴に適合する完全新設計の超薄型高性能ウーファー。ベルランゴのドアスピーカー取付穴は、ボディサイズに対して最大限のキャビンを確保するため、一般的なモデルと比べると有効な奥行寸法が非常に浅くなっています。

シトロエン・ベルランゴ
プレミアムスピーカーキット「BEWITH Platinum Voice for BERLINGO」

ベルランゴは、通常のアフターマーケット向けスピーカーを取り付けることができないそうで、BEWITHが高級Hi-Fiスピーカーとしての高音質を維持しながら、取付奥行寸法を従来型と比較して約42%短縮した16.5cm口径の新型ウーファーユニットを開発したそうです。「BEWITH Platinum Voice for BERLINGO」として、初採用されています。

超薄型高性能ウーファーには、大径の高磁力ネオジムマグネットを外磁型として採用された、強力で高効率な磁気回路、浅型でも大きなストローク量を確保できる独自の振動板形状とダンパーシステムなど、同社が培ってきたスピーカー技術を結集。16cmクラスのコーン型Hi-Fiスピーカーとしては、異例の取付奥行寸法40mmを実現し、新開発の超薄型高性能16.5cmウーファーになっています。

すでに発売されている「BEWITH Platinum Voice」(シトロエン C5 AIRCROSS SUV対応モデル)用ウーファーの69mmと比較して、実に約42%の薄型化を達成していて、BEWITH基準のリアルでダイナミックなサウンドをベルランゴでも享受できます。

シトロエン・ベルランゴ
カタログモデル、デビューエディションに対応するプレミアムスピーカーキット「BEWITH Platinum Voice for BERLINGO」

ツイーターには、すでに発売済みのシトロエン C5 AIRCROSS SUV向けの「BEWITH Platinum Voice」と同様に、BEWITHの高級コンポーネント・カースピーカー「Reference AM」(リファレンス エーエム)シリーズの2.5cmドームツイーターを採用。厳選された高音質パーツによる専用ネットワークや、純正位置にジャストフィットするアルミダイキャスト製の高精度ウーファー用バッフルボードなどと組み合わされています。

純正オーディオユニットとリヤスピーカーを活かしながら、BEWITHならではのリアリティあふれる本格Hi-Fiサウンドを手軽に楽しめるのが魅力です。

さらに、BEWITHがプロデュースする姉妹ブランド「PLUG&PLAY」の高精度アルミダイキャスト製バッフルボードも採用されています。スピーカーユニットの音圧をしっかり受け止める薄型高剛性設計が特徴で、車両との接触面には、共振を抑えると共に装着面を保護する制振インシュレーターがあらかじめ貼り付けられています。

また、車両への穴開け加工なしで簡単・確実に取り付け可能で、純正スピーカー位置にジャストフィットする専用バッフルボードをはじめ、音響専用コンデンサーを使用した高品質のツイーター用ネットワークや制振材など、インストールに必要な部材を付属。ドアスピーカー(ウーファー)、ツイーターはすべて純正スピーカーグリル内に収まり、内装への穴開け加工も不要だそう。取り付け後もインテリアの雰囲気を変えないのも魅力でしょう。

フランスのMPVらしくロングドライブでも快適で疲れを誘わないベルランゴ。長距離、長時間のドライブを高音質で楽しみたいというニーズに「BEWITH Platinum Voice for BERLINGO」が応えてくれます。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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