目次
■楽ナビの「楽」は楽しい? 楽ちん?
●元SKE48 梅本まどかが実際に楽ナビを使用して分かったこととは?
以前はもっぱらスマホナビ派だったという元SKE48・梅本まどかちゃん。愛車のトヨタ・86にはもともと純正のナビが付いていたのですが、それはあまり使う気にならなかったそう。
ところが、最新の『楽ナビ/AVIC-RF920-DC』を入手して以来、すっかり楽ナビ派に。
どうしてこんなに使いやすいの?「楽ナビ」ってそもそも何が「楽」なの? 俄然カーナビの世界に興味が湧いて、いろいろ知りたくなったというまどかちゃん。
というわけで、パイオニア・カロッツェリアのナビに詳しい“中の人”に、いろいろ聞きに行っちゃいました。
今回、まどかちゃんのギモン質問に答えてくれたのは、パイオニア販売株式会社 マーケティング部 戦略企画課 山内 博史(ヤマウチ ヒロフミ)さん。1999年にパイオニアに入社した山内さんは、同社カーナビの歴史やテクノロジーを知り尽くしたプロ中のプロです!
●今年で生誕26年を迎えた楽ナビ
梅まど:楽ナビを愛車の86に取り付けてから、本当に日々助けられています! ところで、今更ながら楽ナビの歴史を全然知らないってことに気が付きました。どのくらい前に誕生したんですか?
山内氏:楽ナビは、今からちょうど26年前の1998年2月に生まれました。(取材日の)今月がちょうど26年目のお誕生月なんですね。
梅まど:おめでとうございます!(笑)
山内氏:1990年に登場した世界初の市販GPSカーナビゲーション「AVIC-1」が、弊社のカーナビの初号機です。その後もコンスタントに新モデルを導入し、1997年の夏に初代サイバーナビが発売されました。サイバーナビは世界で初めてDVD-ROMを採用していたのが特長です。
それから約半年後に生まれたのがCD-ROMタイプの初代楽ナビです。つまり、サイバーナビと楽ナビは、パイオニアの次世代のプロダクトとして、DVD-ROMとCD-ROMのカーナビが同じ時期に開発されていたことになります
編集長コバヤシ:まどかちゃん、CD-ROMってわかる?(笑)
梅まど:えっと…音楽で使うのと同じものですよね?
編集長コバヤシ:見た目は一緒。そこに地図のデータを入れていたんだけど、容量が少ないから日本全国のデータが収まりきらず、当時は北・南・東・西日本とか、様々に分けて収録されていたんだよね。だから、旅行中に途中で差し替えたりしないといけなかったりして。
梅まど:それって大変じゃなかったんですか?
山内氏:当時のCD-ROM地図は全国版で1枚あって、さらに地区詳細版が各エリアごとに、北海道・東北版、関東版、近畿版、中国・四国版・九州版の6地区分が別売で用意されていて、それらを入れ替えながら使うというものでした。
楽ナビの場合、価格を重視したのであえて別売にしていたんです。全部入りだとどうしても価格が高くなってしまうので、お客様が必要な地区だけ購入できるようにしました。例えば関東に住むお客様の場合、九州版はほとんど必要ありませんよね。
ということで、自分に必要な地区だけ買い足してなるべく低価格なカーナビを実現しようと企画されたのが最初の楽ナビでした。
梅まど:CDって、何枚もあると中身がバラバラになっちゃったりして、管理が大変そうなイメージがあります。
編集長コバヤシ:でも、実際使っていた身からすると、よほど遠出しない限り入れ替える必要はないし、SAで休憩中にちゃっちゃと交換しちゃえばよかったので、そんなに不便とは感じなかったのも正直なところです。携帯電話で通話するとき、160km離れたら最初の030を040にしなくちゃいけなかった(※)みたいな?
(※1996年以前は「距離によって通話料金が異なる」システムが取られていたため、発信側から着信側までが160km以上離れる遠距離通話では「030」を「040」に変えないと電話がつながらなかった)
梅まど:なんですかそれ。知らないです(笑)。
山内氏:さすがにその頃は僕も知りません(笑)。
カメラマン&編集長コバヤシの50代コンビ:ええー? 知らないの!? ショック…。
編集長コバヤシ:容量の大きいDVDは、初代のサイバーナビに使われたんですよね。
山内氏:はい。それまでのパイオニアのカーナビは16ビットのCD-ROM機で、時代としてもハードスペックが他社と比べて見劣りし始めていました。ちょうどゲームのハードが16ビットのスーパーファミコンから32ビットのプレイステーションに世代交代したようなイメージになります。そこで32ビット機のカーナビの企画としてDVD-ROMナビとCD-ROMナビの両方を同じ時期に開発しようということになったんです。
それで、ひとつは最先端の機能を盛り込んだサイバーナビ、もうひとつは「安く手軽に簡単に」というコンセプトのもとに楽ナビが生まれました。
●漢字を使ったネーミングに社内は一悶着!?
梅まど:「楽ナビ」ってユニークな名前ですよね。どんな意味が込められていたんですか?
山内氏:「操作が楽、買うのが楽、使って楽しい」という3つの“楽”を盛り込んで作ったのが初代の楽ナビでした。
編集長コバヤシ:当時の僕から見ると、パイオニアってデザインが先進的でカッコいい!というイメージがすごくあった。サイバーナビもその路線だったのに、いきなり「楽ナビ」という振り切ったネーミングのプロダクトが登場したときは、やっぱり意外でした。なんだか「楽ナビ」のロゴも丸文字っぽいし…。当時、社内で抵抗とかなかったんでしょうか。
山内氏:カロッツェリアの商品に「楽」という漢字はどうなんだ、という話にはなったと聞いています。一悶着起こりそうだったと(笑)。でも、今申し上げたように、なにより重視していたのは新しいカーナビに対するコンセプトでした。当時の企画課長とマーケティング課長がそのコンセプトで企画を通し切った、と聞いております(笑)。
編集長コバヤシ:車に搭載するカーナビやオーディオで、当時は漢字表記の名前ってまずありえなかった。すごく画期的でしたよ。
山内氏:コンセプトをそのままネーミングにしたというのは、今考えてみてもいいブランドネームだなと思っています。
梅まど:モニターサイズは、今より小さかったんですね。
山内氏:5.6インチからスタートして、6.5インチ、7インチと少しずつ大きくなっていきました。当時はコンソールに入れるよりダッシュボードに載せるのが主流で、本体はトランクなどにしまっておくというのが普通でした。
編集長コバヤシ:昔はリモコンも特徴的でしたよね。ボタンが大きくて、運転中でもサッと使えた。ワンタッチで扱いやすくて。今はタッチパネルでリモコンの重要度も下がりましたけど。あと、メニューもこだわっていた。
梅まど:楽ナビを使い出してから、俄然スムーズに目的地へ到着できるようになりました! 駐車場の入り口情報までカバーされているから、大きな施設などに行ったときも、無駄に周りをぐるぐるしちゃうということもなくなって…。これまでは3周くらいしちゃってたのに(笑)。こういう細やかな気遣いって、どうやって生まれてきたんですか? ユーザーの声を拾っていったんですか?
山内氏:ふたつのパターンがあります。ユーザーの皆様のお声を聞くのがもちろんひとつ目です。あとは、弊社にはカーナビにこだわりを持っている社員が非常に多く、彼らが「こうしたい」と思った願望をプロダクトに込めていったという側面もあると思います。
例えば、過去には地下駐車場マップを入れていたことがあるのですが、当時の担当者がデート中にわざわざ地下駐車場に行って、彼女を待たせておいて地下駐車場の写真を撮ったり測定したりして地図化した、という話を聞いたことがあります(笑)。
梅まど:本当ですか!?
山内氏:そう聞いています。それくらい情熱をもってものづくりをやっているんですね。今は地下駐車場マップはなくなりましたが、地下駐車場の走行データは情報として入って整備されているので、例えば西銀座駐車場のような広大な地下駐車場でも、ぐるぐる回って出たときに正確な自車位置をきちんと表示することができます。
●音声案内は「言い終わり」のタイミングも徹底
梅まど:あと、私がよく使うのがガソリンスタンドや、車に関連する施設の検索です。
山内氏:ガソリンスタンドでいうと、1990年代当時から、時間の“演出”を入れるようにしていました。その店舗が空いていない時間はアイコンのシャッターが閉まっていたりとか…。お客様がガソリンスタンドに行ったら閉まっていてガッカリ、ということがなくなるようにいろいろと気の利いた機能として作り込んでいたんです。
梅まど:あと、道のどちら側にガソリンスタンドがあるかということも表示してくれますよね。
山内氏:当然、進行方向の左側にあるガソリンスタンドのほうが入りやすいですよね。ですから、ルート中にガソリンスタンドを検索する際には、左右どちら側にあるのかもわかるようにしています。こういう細かい部分をちょっとずつ改良していって、ドライバーが困らないようにしていこう、というのがパイオニアのナビづくりの考え方です。
編集長コバヤシ:自車位置精度へのコダワリって昔からなんですか?
山内氏:自車位置精度も昔からこだわっていました。1990年代中盤のカーナビではなかなか性能が上がらなかったそうで、第三者による評価では最下位になった時代もあったんです。
そこで、これはなんとかしないといけない!ということになり、自車位置精度を向上させるためのプロジェクトチームができました。彼らがセンサー技術やマップマッチングなど自車位置精度が良くなる技術を編み出していったんです。そうして1990年代後半には、GPS、ジャイロセンサー、マップマッチング技術が磨きあげられていきました。
梅まど:バイパスと下道が一緒に走っているような道で、スマホのナビだと自車位置がバイパスに乗ったり降りたり不安定になることがあるんですけど、楽ナビではどちらの道に自分がいるのかいつもぴたりと表示してくれます。あれはどうやって判断しているんですか?
山内氏:パイオニアの場合、高低差というより、ジャンクションやインターチェンジの傾斜データを測定していて、そこで「高速に乗った」という判断をしています。なので、一回高速に乗ったら無意味に一般道に降ろしたりはしません。
梅まど:前は、せっかく高速を避けてバイパスを走っていたのに、何度も高速から降りるように指示されることがありました。降りたと思ったら、信号渡ってからまた乗るように案内されて…みたいなことが結構あったんです。楽ナビを使い出したらそれがなくなって、なんでこんなに正確なんだろうと不思議でした。
山内氏:やはりカーナビではジャイロセンサーや車速パルス情報が取得できるのが非常に有益です。通常はスマホのGPSでも速度データは取れるんですけど、正確じゃないケースがありますので。
梅まど:あと、曲がるポイントとかで目印をちゃんと言ってくれるのが優しいなぁと思ってます。私の場合、走行中は地図を見るより、音声案内を耳で聞いていることが多いので、ランドマークを教えてくれるのはありがたいんです。
山内氏:弊社の場合、音声案内で気にしているのが“言い終わり”なんです。たとえば、「次の交差点を左です」の「です」を残り何メートルの時点で言わせるか、といったことですね。ちょうど良いタイミングで言い終わるように発話させる技術を使うなど、工夫をしています。
梅まど:私はラリーでコ・ドライバーをやっているので、いつも楽ナビの案内を聞いて「言うタイミングがベストだな!」って勉強になっています(笑)。私もこんな頼もしいナビができるコ・ドラでありたい!って。
●カーナビの地図だからこその「2秒ルール」って?
梅まど:あと、普段から地図がすごく見やすいな〜っていつも思っています。
山内氏:パイオニアの地図デザインの根幹は、紙の地図だと言われています。カーナビが出始めた1990年代は紙の地図が当たり前で、お客様が最も見慣れている媒体でした。だから、まずはそこをお手本にデザインしていきましょうということになりました。
編集長コバヤシ:昔は車に必ず地図帳を載せていたんだよ。
梅まど:噂は聞いたことあります(笑)。
山内氏:もちろん、それだけではカーナビの地図としては足りないので、それをベースにしたうえで、ドライバーがわかりやすいようにデザインに様々な強弱をつけています。大切なところと大切でないところのコントラストをはっきりさせているのがポイントなんです。
梅まど:交差点とかがパッと目に飛び込んできやすいのは、そのおかげなんですね。
山内氏:重要なものほどくっきり強調しているんです。例えば一番重要な交差点名称は強く表示して四角で囲う、という表現をしています。逆に、あまり重要じゃないものは色を少し薄めたり。駅などは車の運転には強く影響しないので、目立たない表現になっています。ほかにも文字の大きさや陰影の付け方はもちろん、文字が重ならないように調整するなど、様々な表現を凝らして工夫していますよ。
編集長コバヤシ:幹線道路の種類も直感的に理解できるんですよね。パイオニアの地図と同じ色で実際の道を塗って欲しいなと思うくらいわかりやすい。
山内氏:弊社では「2秒ルール」と呼んでいるんですが、パイオニアの地図はパッと見て2秒以内に分かるというのを目標にして作っています。走行中に2秒以上画面を注視するのは大変に危険です。僕が入社した頃から、この「2秒ルール」が存在していました。国道とそれ以外の主要道路がパッと見分けられるように色の付け方を工夫していたり。あとは一番目立たないといけない自車位置マークは赤で目立たせる、というのも基本です。
梅まど:アイコンも見やすくてわかりやすいと思います。
山内氏:そうですね、名称表示だけでなく、ピクト(アイコン)も駆使しています。ピクト自体のデザインも徐々にブラッシュアップして、種類も増えていっているんですよ。
また、楽ナビも、2019年からは地図自体を高精細なHD化しています。その前のVGAはもうちょっとだけ画質の粗い画面でした。画面が綺麗ということは、地図の見やすさ・わかりやすさにつながります。2019年に楽ナビがHD化した理由のひとつはそこにあります。
さらに、現在では紙の地図だけではなく、スマホの地図も参考にして、スマホに慣れたお客様でも違和感を覚えないように工夫してデザインしています。このようにデザイナーがいろいろと調整しながら作ったので、パイオニアのナビは見やすいと言っていただけることが多いです。
梅まど:夜も見やすいんですけど、どうしてですか?
山内氏:単純に白黒を反転してダークモードにしているのではなく、夜用の画面を持っているんです。
梅まど:ガソリンの価格がわかるのも便利です。めちゃくちゃ参考にしています。
山内氏:通信を使ったモデルを作ったときに、この機能を盛り込みました。価格情報についても、情報の新しさについても色別で表示してわかりやすく表現しています。
梅まど:通信が使えると、他にどんなことが便利になるんですか?
山内氏:スマホにはない、車載カーナビ特有の課題というのがあります。例えば地図や検索データが古くなったりとかですね。通信を活用することで、その課題が解決できるようになったんです。地図や検索のデータだけでなく、ガソリンスタンドの価格情報も常時アップデートできるようになりました。通信で繋がっているから、カーナビに収録されていない最新スポットの検索もできちゃいますし。
梅まど:カーナビって、正確な施設名や住所が分からないと、目的地が探せなかったりするのがちょっと難しいなって感じていました。ホテルの名前でも「(ホテル名)+(場所名)」か「(場所名)+(ホテル名)」という風に、順番を間違えると検索結果に出てこなかったりしちゃうし、住所が難読漢字で入力できなかったりすることもありました。でも、楽ナビの場合は「愛知県 キャンプ場」みたいに、ネットで検索するような感覚で目的地検索できるから本当に楽ちんです。
山内氏:2000年前半までは、検索機能をいかにたくさん持たせるか?ということが、カーナビの価値のひとつとされていました。施設名称や緯度経度、電話番号、住所等々…。でも、検索項目が多すぎるとかえって分かりづらいこともあるんです。
調べてみると、お客様に明らかに使われていない項目があることが判明しました。それをなるべく統合して分かりやすくしようとして入り口をまとめたのが今回の楽ナビです。ただし、住所検索などはいちいち打ち込んでいくと長く時間がかかってしまうので、リスト方式にするなど、利便性を考慮した上で、残すべき項目はしっかり残しています。
編集長コバヤシ:地図の更新頻度はどれくらいですか?
山内氏:年に2回、夏と秋に通信でアップデートするようになっています。梅本さんのナビにも、都度バージョンアップのお知らせが表示されるはずですよ。
編集長コバヤシ:まどかちゃん、楽ナビを取り付けてから地図は更新した?
梅まど:最初の頃にやったような気がしますけど…。
編集長コバヤシ:気付いてないの?
梅まど:すみません(笑)。
山内氏:いえいえ、それこそ狙い通りなんです。基本的に、スマートフォンってそうじゃないですか。気が付かないうちにバージョンアップされているからこそ、煩わしくない。楽ナビもその考え方にのっとっています。
梅まど:ところで、ルート探索にお天気の情報まで加味されているって聞いたんですけど本当ですか?
山内氏:天気情報自体は、2000年前後くらいのタイミングから盛り込んでいます。行楽地に出かけていって、目的地が雨だったらちょっと困りますよね。だから、当初は目的地の天気が分かる、というのがポイントでした。その後、天気によって道路の交通状況が変わるということも分かってきました。例えば雨が降ると駅の周辺が混む、というようなことですね。
そういったスマートループの渋滞情報などをルート探索の中に混ぜ込みたいと考えた企画担当者や開発者がいまして、今は天気情報を含めてルートを計算して反映するようになっています。
●オーディオメーカーとしての音へのこだわり
梅まど:あと、楽ナビって音がいいんです! 聴きやすいんです。スッと耳に入ってくるというか。
山内氏:パイオニアの社内には、各部署から音に造詣が深いメンバーが選り抜かれて構成した音質委員会というのがありまして、「これはパイオニアの音として大丈夫か」というチェックが日々行われています。全商品、そのチェックを経て出されています。彼らに「これはオーディオメーカーとして出す音じゃない」と判断されるとNGになるわけです。
梅まど:おかげさまで、いつも車内では音楽を聴いています。イコライザー機能もあるので、曲に合わせて調整を変えたりするのがすごく楽しくて。こういうことが出来るのは初めてなので、こんなに聴こえかたが変わるんだ!って、新発見です。ひとつの曲でも調整次第でまったく違って聴こえるので、とにかく飽きません。
アイドルをやっていたときは様々な音を聴いていたんですけど、やめて音楽業界から少し離れてからは同じ音でずっと聴いていて。それこそ携帯電話とかで聴いていると音もそこまで良くないから、聴き流しているような感じでした。今は、改めて「音ってこんなに楽しいんだ」「調整ひとつでこんなに伝わりかたが変わるんだ」と実感しています。
編集長コバヤシ:同じ曲でも音質を変えて聴いてみたりするんだ?
梅まど:しますね。とくに長距離のドライブとかになると、リピートでかかったりするので、「今はどっちの音質がいいかな?」って調整したりしています。気分によって耳ざわりのいい音って変わると思うので。ボーカルを主に聴きたいとか、バックの演奏の方を厚めにしたいとか…。
●カーナビが「楽しい」を生む!
編集長コバヤシ:サイバーナビで先進機能を盛り込んで、楽ナビでそれを普及させるというメソッドを、四半世紀にわたってすごく上手につないできたのがカロッツェリアのナビのすごいところだと思います。ブランドの二本立てでやってきた。こういうカーナビって他にはありませんよね。
梅まど:私は、楽ナビと出会って、カーナビに対する偏見がなくなったと思っています。「最新のナビ」って言われると、なんだか難しそうだなあって、実は最初抵抗感があったんです。今は、移動にまつわる様々なストレスがいつの間にか減っていて、「楽しい」が際立つようになったなあと実感しています。お気に入りだった車内空間が、より良いものに変化したというか。
編集長コバヤシ:カーナビに抵抗感があるって、なんか意外! そういえば、愛車の86に付いていた純正ナビはどうしてあまり使わなかったの?
梅まど:パッと見たときの印象も大きいかもしれません。楽ナビは、日常的に使っていたスマホのナビから乗り換えても違和感なく馴染むデザインだし、愛車の86にいざ付けてみると、めちゃくちゃ明るくて綺麗!って嬉しくなりました。そういうものには手がスムーズに伸びるというのが、人間の本能かもしれないって思います。暗くて分かりにくいものって触りづらいというか。楽ナビは、まず触ってみたい!って思わされたんですよね。
編集長コバヤシ:楽しくて、操作する人に対して優しくて、カッコ悪くもないし、とっつきにくさもない、と。まるで僕みたいなナビ、それが楽ナビなのかもしれませんね。
梅まど:お後がよろしいようで…(笑)。
●パイオニア・カロッツェリア2023年モデルラインアップ
【楽ナビ】
型番/希望小売価格/実勢価格(税込)
■ネットワークスティック同梱モデル
AVIC-RQ920-DC/オープン価格/190,000円前後
AVIC-RF920-DC/オープン価格/180,000円前後
AVIC-RL920-DC/オープン価格/170,000円前後
AVIC-RW920-DC/オープン価格/150,000円前後
AVIC-RZ920-DC/オープン価格/150,000円前後
■スタンダードモデル(ネットワークスティック別売)
AVIC-RQ720/オープン価格/140,000円前後
AVIC-RF720/オープン価格/130,000円前後
AVIC-RL720/オープン価格/120,000円前後
AVIC-RW720/オープン価格/100,000円前後
AVIC-RZ720/オープン価格/100,000円前後
AVIC-RL520/オープン価格/100,000円前後
AVIC-RW520/オープン価格/80,000円前後
AVIC-RZ520/オープン価格/80,000円前後
AVIC-RW120/オープン価格/70,000円前後
AVIC-RZ120/オープン価格/70,000円前後
(出演:梅本 まどか/写真:前田 惠介/まとめ:三代 やよい)
●パイオニア カロッツェリア 楽ナビ公式ページ
https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/carnavi/rakunavi/
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