ホンダの原付二種スポーツ「グロム」の2024年モデル登場。外観をよりスポーティに変更

■使い勝手満点の純正アクセサリーも追加

気軽にスポーティな走りを楽しめることで、根強い人気を誇る原付二種のスポーツモデル、ホンダ「グロム」に2024年モデルが登場しました。

ホンダ・グロム(マットガンパウダーブラックメタリック)
ホンダ・グロム(マットガンパウダーブラックメタリック)

前後12インチのタイヤや倒立フロントフォーク、5速ミッションを採用する123cc・空冷単気筒エンジンなどで、街乗りからツーリングまで、幅広いシーンで軽快なライディングを味わえるのがグロム。

新型では、ヘッドライトカバーなど外観を小変更し、よりスポーティなフォルムを実現。また、新しいカラーリング2タイプを設定したほか、リヤキャリアやサドルバッグなど、普段使いやバイク旅などに便利な純正アクセサリーも追加しています。

●ロングセラーを続ける原付二種スポーツ

2013年の登場以来、コンパクトで扱いやすい車体サイズと、大型スポーツモデルを彷彿させる本格的な装備などで、ロングセラーを続ける原付二種スポーツがグロムです。

2023年モデルのグロム
2023年モデルのグロム

2021年にマイナーチェンジを受けた現行モデルでは、カタマリ感と躍動感を両立したスタイルを採用。カウル取り付けボルト周辺へ円形のガーニッシュを採用するなどで、遊び心も演出しました。

また、最高出力10ps/最大トルク1.1kgf・mを発揮する123cc・空冷単気筒エンジンは、ミッションを4速から5速に変更。スポーツモデルとして、操る楽しさをアップさせていることもポイントです。

ほかにも1チャンネルABSを標準装備することで、制動時の安定性も実現。デジタルメーターには、ギアポジションインジケーターやREVインジケーターも装備し、高い利便性も誇ります。

●シュラウドに入るロゴも変更

そんなグロムの2024年型モデルでは、まず、外観を変更。ヘッドライトカバー、およびシュラウド、サイドカバーに、よりスポーティなデザインを採用しています。また、先代モデルにあった円形ガーニッシュはなくなり、全体的にシンプルなイメージのスタイルに変貌しています。

ホンダ・グロム(パールホライゾンホワイト)
ホンダ・グロム(パールホライゾンホワイト)

ちなみに、シュラウドに入るロゴも、先代モデルはホンダを象徴する「ウイング」マークなどが入っていましたが、新型では「GROM」と車名が入るグラフィックとなっています。

また、車体のカラーリングも変更。爽やかな「パールホライゾンホワイト」と精悍な「マットガンパウダーブラックメタリック」といった全2色を設定しています。

価格(税込)は据え置きの39万500円。2024年3月14日に発売される予定です。

なお、新型グロムは、純正アクセサリーがより充実したことも注目です。ナックルバイザー、メーターバイザー、アンダーカウル、リアキャリア、サドルバッグ、シートバッグ、USBソケット(Type-C)を新たに設定。日常の利便性を高めるものから、ツーリングに最適なアイテム、スポーティさをアップするパーツなどを追加しています。

ホンダ・グロム(純正アクセサリー装着車)
ホンダ・グロム(純正アクセサリー装着車)

【追加された純正アクセサリー(価格は税込)】
・ナックルバイザー:2万2000円
・メーターバイザー:本体9240円
・メーターバイザーステー:5610円
・アンダーカウル:1万450円
・リアキャリア:2万2110円
・サドルバッグ:片側1万1770円
・サドルバッグサポート:1万1000円
・シートバッグ:本体1万7820円
・シートバッグ取付アタッチメント:2970円
・USBソケット(Type-C):本体4400円
・USBソケット取付アタッチメント:5830円

(文:平塚直樹

この記事の著者

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平塚 直樹

自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。
現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、車選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!
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