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■お金はかかるものの、やっぱり冬用の装備は持っておきたい
●車関連グッズ、買うその瞬間はなかなかテンション上がるもの
こんにちは。東京で車ライフを楽しんでいる、ライター半澤です。
確かに楽しんではいるのですが、何かとお金がかかる…。この連載でもホイールがびっくりするほど高かっただの、タイヤラックを購入しただの、車にまつわる出費を記してきました。
でも、車に関する装備ってミニ四駆のパーツにこだわるのと全く同じで車グッズを購入するのってテンションが上がるし、「装備を増やす」という行為自体にRPG的な楽しさも感じています。
出費はもちろん痛いけれど、喉元過ぎれば熱さ忘れるというか、車ライフをよりよくするための工夫も大事だなと思っています(前向き)。
ということで、今回も車関連グッズを購入したお話。いよいよ寒さも厳しくなってきたので、冬にまつわる装備を考えてみました。
●東京に置くか、実家に置くか、そこからいつも迷っていました
車の冬装備といったらなんといってもスタッドレスタイヤですが、これはすでに持っていました。実家が福島なので冬場は冬タイヤが必須。帰省時に使う東北自動車道は冬タイヤ規制が入ることも当然あります。
以前、冬になるかならないかの時期に、早くもスタッドレスに履き替えようという電光掲示がデカデカと出ており、冬タイヤ規制もかかっていた区間もあって驚きました。そんなこともあって、毎年、12月から3月くらいまではスタッドレスタイヤを履くように心がけています。
でも、これだけじゃ心細いと、遅ればせながら冬用の装備をいろいろ購入しようと思い立ちました。東京の街ナカで乗るだけならほぼ不要かもしれないのですが、ボクが東京で車を持っている理由の10%くらいは「いつでも実家に帰れて便利だから」。冬場でもサッと雪国を運転できる状況は作っておこうと、以前から思っていました。
また、以前もこちらの記事に書きましたが、都会暮らしでも「雪の日に車で仕事に行く」ということもあるかもしれません。雪の日=絶対に車に乗らない、と腹をくくっている人ならば良いですが、雪が降る可能性があるエリア、寒い地域に住むならば最低限の備えが必要。とい
うことで、今回、購入したものを紹介していきましょう。
●たった3500円でできた、雪・霜対策オールインワン!
まずは、多機能スノーブラシ。ネット通販で3500円くらいしました。この価格ならばと思い購入。
「冬場に寒いエリアに行く用事がある人はマストだよ」と、スキーに行く友人に以前、助言を受けていたのですが、今シーズンまで持っていませんでした。、ネット上の評価もそこそこ良く、何よりいろいろなツールのセットというのがうれしいですね。
雪をかき落とすためのスノーブラシ、氷をはがすアイススクレーパーとスキージ、除雪スコップのセットで、お得感たっぷり! これまでも、実家に帰ったときに雪・霜対策グッズが欲しいなと思ったことが何度かあったのですが、「溶けるまで待つ」という超原始的な方法で耐え忍んできました。これからは、そんな不便とはおさらばできそう!
●使うことはほぼないけど、チェーンを人生で初めてゲット!
そして、冬装備の定番中の定番、こちらも購入。そう、チェーンです。雪国とはいえ、実家の近所だけを運転するのならば、まず不要なのですが、温泉に行く、スキー場に行くとなったときは、持ってないとちょっと怖いため今回、人生で初購入!
今回購入するにあたり、チェーンをいろいろ調べてムダに車のチェーンに詳しくなったので、こちらに記録しておきます。チェーンはざっくり言うと3種類あるんですね、それすらも知りませんでした!
■金属チェーン
メリット:チェーン界で最強のグリップ力といわれる・比較的安価
デメリット:装着が大変・振動や走行音が大きい・錆びなど耐久性が心配
■非金属チェーン
メリット:金属チェーンより乗り心地がよい・金属製より装着しやすいことが多い・耐久性が高め
デメリット:価格が比較的高め・金属タイプよりはグリップ効果が弱い・収納時にかさばる
■布製チェーン
メリット:装着しやすい・乗り心地の悪化が小さい・コンパクトに収納できる
デメリット:耐久性・雪道でのグリップ効果は上記2種より弱い
これらは一般論なので製品によっては異なる点もあるかと思います。なので、あくまで参考までにというところですが、布製のチェーンが登場しているとは驚きでしたね。
ボクのイメージするチェーンというと、昔ながらのジャラジャラの金属タイプだったので、まずどれを購入すればよいか迷いました。
それで、考えた末に購入したのがこちらのチェーン。TPU(熱可塑性ポリウレタンエラストマー)という素材を使った非金属タイプで、サイトの情報によると装着が簡単とのこと。
装着簡単というのが、ボクにとっては一番のポイントでした。ただでさえ超不器用なのに、極寒の雪道で上手にチェーンが付けられる自信はまるでありません。それと、耐久性が高くグリップ性能も十分、という点にも惹かれました。価格は約4800円。使用する機会がどの程度あるかは疑問ですが、約5000円で安心を買えたのはよかったですね。
●備えあれば憂いなし…さっそく良かったと実感できる機会が
今回は冬対策グッズを購入したよ、で記事が終了する予定でしたが、さっそく使う機会が到来しました。
1月に実家に帰った際、朝イチで運転する用事が発生。駐車場に行ってみると、フロントガラスにはしっかり霜が張っていてびっくりしました。
でも、大丈夫! ボクの車には、そう、多機能スノーブラシが積んであるじゃない!
いきなりの出番にテンションが上がり、スクレーパーを活用、わずか数分で霜を落とせました。今年は暖冬だといわれていたので、まさかこんなに早く冬グッズを使うことになるとは。
雪国に行くならやっぱり対策をしておいた方が安心だし、雪の降らないエリアに住む人も、大寒波到来は大いにありえます。日常的に車に乗るなら最低限の準備はしておきたいですね。
これらの冬装備は、転ばぬ先の杖。持っているだけで、不要なドキドキを減らせますよね。今回の出費は大体8000円かぁ。まあ、安くはないけれど、飲み会2回をガマンすれば捻出できるお金とも言えるかなあ…。ガマンできるかなあ。
と、今回はちょいと優等生的な記事を書いてみましたが、全ては次作への布石ですぜ!
次回、半澤、雪山に行きます! 第26回【雪山に行ってみた編】、冬装備を整えたボクが目指すは雪山。果たして無事に帰って来られるのか? お楽しみに!
(半澤 則吉)