ヤマハPASのハイスペックモデル「PAS With SP」に2024年モデルが登場。新開発のプレミアムサドルを装備

■15.8Ahの新型大容量バッテリーとコンパクトな充電器を採用

電動アシスト自転車のパイオニアとして多彩なタイプを展開しているヤマハ発動機。日常の買い物や通勤など幅広いシーンに対応する「PAS With SP(パス ウィズ スーパー)」の2024年モデルが、2024年3月20日に発売されます。

ヤマハ発動機「PAS With SP」の2024年モデルが発売
ヤマハ発動機「PAS With SP」の2024年モデルが発売

「PAS With シリーズ」は、登坂時などの高い負荷が掛かるシーンでものびやかで快適なアシストフィールが得られ、全自動でアシスト力を制御する「スマートパワーモード」などの快適機能が用意されています。

2024年モデルが発売される「PAS With SP」は、「PASシリーズ」最上位のアシストレベルによる優れた登坂性、約24Lの大容量エレガントバスケットなど、高い実用性を備えたハイスペックモデルです。

2024年モデルの「PAS With SP」は、人間工学に基づいて新開発された「プレミアムサドル」がトピックス。この新しいサドルは、座り心地に優れるのはもちろん、長時間乗っても疲れを誘いにくく、快適な走りが得られます。日本人の体型データをもとに、97.5%の体型をカバーできるという大きな座面が特徴です。

15.8Ahの新型大容量バッテリーを採用
15.8Ahの新型大容量バッテリーを採用

サドルにかかる圧力を計測し、身体への負荷を低減するためにウレタンが増量されています。柔らかい乗り心地でありながら、しっかりお尻を支え、長時間でも疲れにくいサドルになっています。

フラットな形状の座面は、登坂時は前方に座るなど、道路状況に合わせて座る位置が変更可能で、走行中にお尻が前に滑るストレスも軽減しています。

また、15.8Ahの新型大容量バッテリーがコンパクトで使いやすく進化し、充電器も新しくなっています。従来モデルに比べて、0.4Ahの容量アップを果たしながら、重さは450g軽く、サイズも約20%小型化。ハンドル部分は、広くしっかり握れる形状になり、荷物を抱えたままでも持ち運びやすくなりました。

バッテリーの向きの誤認を避ける、左右非対称のデザインが採用されたことで、車体や充電器への脱着もスムーズにできます。また、ロゴなどのグラフィックをレーザー刻印することで、高級感のある仕立てになっています。

コンパクトになった新しい充電器を採用
コンパクトになった新しい充電器を採用

充電器は、インテリアに馴染むシンプルでコンパクトなデザインが目を惹きます。従来モデルに比べ、サイズが約40%小さくなり、玄関などの狭いスペースでも充電できます。使用しない時は立てて置いておくと、接地面積は通常時の半分以下になり、場所を取らずに収納することが可能。

カラーは、上質感があり、落ち着いた雰囲気が漂う「ディープバイオレット」を新たに追加。継続色として「ブロンズメタリック(ツヤ消し)」「グレーメタリック」も設定されています。

●26型
サイズ:全長1880×全幅560×サドル高760〜905mm
適応身長:147cm以上

●24型
サイズ:全長1785×全幅560×サドル高:735~880mm
適応身長:143cm以上

●一充電あたりの走行距離:61km(強モード)、68km(スマートパワーモード)、103km(オートエコモードプラス)

●価格:17万3250円(26型・24型)

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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