アリアのNISMO仕様に「いまさら」のマーチ!? 日産ブースで気になる5台【東京オートサロン2024】

■レーシングカーから市販車まで、日産ブースには見るべき車がたくさん

日産ブースで見かけた気になる車5選
日産ブースで見かけた気になる車5選

レーシングカーから市販車まで、たくさんの車が並ぶ東京オートサロン2024の日産ブース。そこを訪れたら見ておくべき5台をカウントダウンで紹介しましょう。

●5:市販されているNISMOロードカー

最新のNISMOロードカーが勢ぞろい
最新のNISMOロードカーが勢ぞろい

日産ブースのメインステージには、「ステルスグレー」に塗られたNISMOロードカーが勢ぞろい。

後述する「アリアNISMO」のほか、シリーズ最速を誇る「GT-R NISMO 」、グランドツーリングを具現化した「スカイラインNISMO」、そして「フェアレディZ NISMO」。

いずれも市販車ながらなかなかお目にかかれないモデルで、オートサロン会場で見る価値はありあり。

●4:そう来たか!のエクストレイル悪路仕様

もはやベースがエクストレイルとはわからないほど
もはやベースがエクストレイルとはわからないほど

エクストレイルのタフギヤ感を昇華させたモデル。リフトアップしたボディと大きなタイヤが特徴的ですね。

なんだかよくわからないけど、妙な迫力があります。

もちろん市販予定はまったくない、単なる参考出品ですが、見ているだけで楽しい気分になってくるのは気のせい?

●3:AUTECHセレナ&エクストレイルのスポーツスペック

エクストレイルAUTECHのSPORTS SPEC
エクストレイルAUTECHのSPORTS SPEC
セレナAUTECHのSPORTS SPEC
セレナAUTECHのSPORTS SPEC

「AUTECH(オーテック)」の「スポーツスペック」を知っている人は、きっとマニアックな人かオーテックファンでしょうね。

オーテックとは、内外装を上級に仕立てたディーラーで購入できるカスタマイズモデルですが、基本的にベース車両から変更しているのは内外装のみ。

ですが、一時期展開していた「SPORTS SPEC」(最近はお休み中)は、走りの性能も磨いた特別なオーテックというわけです。

今回、東京オートサロン2024ではセレナとエクストレイルを展示したということは…そう遠くないうちに市販…? 期待していいですよね?

●2:マーチは販売を終えたはず。なのに謎のコンセプトカー

なんで日産ブースに「マーチ」が? もう新車販売は終わっているはずなのに再販か…?

若者に向けた、中古車リフレッシュの提案なのだそうで。
若者に向けた、中古車リフレッシュの提案なのだそうで。

そんな妄想が膨らんでしまったのが「MARCH Patissier CONCEPT」。マーチをベースにしたカスタマイズのコンセプトモデルです。

実はこれ、中古車をリフレッシュするプロジェクトの提案なのだとか。

若者がリーズナブルに車を手に入れる道筋の模索で、今回は「パティシエ」をテーマに“夢を追う若者のライフスタイルに寄り添う車”を具現化したのだそうで。

というわけでもちろんマーチの新車再販ではありませんでした。

●1:もうすぐ市販。NISMOアリア

もうすぐ発売するアリアNISMO
もうすぐ発売するアリアNISMO

日産ブースを訪れたら必見と言えるのは「アリアNISMO」。アリアをベースにスポーツ性能を高めたカスタマイズで、この春に市販を予定している車両です。

NISMOテイストのエアロパーツを身にまとっているほか、インテリアはレッドを差し色にスポーティテイストでコーディネート。

そしてもちろん、走りもベース車に対して約10%パワーアップや、サスペンションのチューニングなどでレベルアップしています。タイヤまで専用設計というから驚きですね。

(工藤 貴宏)

この記事の著者

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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