発売30周年を迎えたBBS「LM」のカラーオーディションを開催中!【東京オートサロン2024】

■BEV用に開発された新素材ホイール「FORTEGA」を展示

カスタムカーの祭典・東京オートサロン2024が千葉県の幕張メッセで開催されています。ここでは、東8ホールにある「BBSジャパン」ブースを紹介しましょう。

BBSブース全景
BBSブース全景

BBSのホイールは、F1やNASCARといった世界最高峰のレースだけでなく、国内最高峰の自動車レースであるSUPER GTでも数多くのチームで採用されています。

東京オートサロン2024のBBSブースは「伝統と革新」をテーマに、新素材「FORTEGA(フォルテガ)」のコンセプトホイールをはじめ、発売30周年を迎えるロングセラーモデル「LM」の2024年に発売する限定モデルカラーオーディションを開催しています。

右にマットシルバーのLMを装着した日産GT-R
右にマットシルバーのLMを装着した日産GT-R
ディスクがダークラズライト、リムがシルバーダイヤカットのLM
ディスクがダークラズライト、リムがシルバーダイヤカットのLM

ロングセラーモデルのアルミ鍛造2ピースホイールのLMは「Le Mans」の名前を冠した正統派ホイールです。

1994年の登場以降、ル・マン24時間耐久レースで活躍するレーシングカーに常に選ばれてきた、BBSレーシングホイールをベースとしたモデルです。

左にブラックのLMを装着したBMW M4
左にブラックのLMを装着したBMW M4
ディスク、リム共にブラックのLM
ディスク、リム共にブラックのLM

ブースに展示された日産GT-RとBMW M4の左右それぞれに、異なるカラーの4色のLMを装着しています。

装着する車のデザインは時代と共に変わっても、マッチするLMの、ベーシックながら風格を感じるスタイルは不変です。

フォルテガホイールを装着したBMW iX3
フォルテガホイールを装着したBMW iX3

もう1台、ブースに展示されたBMW iX3には、BBSが独自に開発したアルミニウム合金「FORTEGA(フォルテガ)を使用したホイールを装着しています。

フォルテガは、イタリア語で強いを意味する「forte」と、合金を意味する「lega」を掛け合わせた造語で、その名前のとおり、高い剛性、特性が特徴で、車両重量の重いBEVにマッチする新素材です。

高剛性と軽量を両立したフォルティガホイール
高剛性と軽量を両立したフォルティガホイール

BEVは、バッテリーや機能的付加物の追加により、ガソリン車と比較すると、大型・重量増が進み、足回りへの負担が大きくなります。

その結果、BEVの足回りを支えるホイールには、高い剛性が求められます。BBSが開発したFORTEGAは、従来のアルミ合金に比べて高剛性を保ちながら、重量約10%の軽量化を実現しています。

BBSはガソリン車だけでなく、BEVとなっても高いデザイン性と機能性を両立したホイールで足元を飾ることをアピールしています。

(文、写真:萩原 文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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