ダンロップはタフな見た目と走破性が魅力の「GRANDTREK」と最新スポーツタイヤの「SPORT MAXX」が推し【東京オートサロン2024】

■4つの世界観とデモカーでDUNLOPタイヤをアピール

DUNLOPのブース(ホール4)は、「SWINGING&WINDING」「WILD SNOW」「SPEEDSTER DRIVING」「CRAFTSMAN GARAGE」の4つにゾーンが分けられています。

「トヨタ・ランドクルーザー78プラド DUNLOP仕様」
「トヨタ・ランドクルーザー78プラド DUNLOP仕様」

平置きされていたNISSAN GT-R NISMOを除き、各デモカーを見上げるように設置することで、タイヤがよく見えるような展示が印象的です。

「SWINGING&WINDING」には「トヨタ・ランドクルーザー78プラド DUNLOP仕様」が置かれていて、「GRANDTREK(グラントレック)MT2」が装着されています。

「トヨタ・ランドクルーザー78プラド DUNLOP仕様」の「グラントレックMT2」
「トヨタ・ランドクルーザー78プラド DUNLOP仕様」の「グラントレックMT2」

グラントレックMT2は、同シリーズ最強の走破性を誇るマッドタイヤで、同タイヤが荒地を踏み越えていく世界観が表現されています。タイヤサイズは、LT285/75R16 116/113Q。

背面タイヤには、オーストラリア向けランドクルーザー70の新車装着タイヤをセレクト(参考出品)。225/95R16 118/116Sという細身大径のシルエットが、ナローボディに映えています。

「WILD SNOW」ゾーンの「スズキ・ジムニー APIO Custom」
「WILD SNOW」ゾーンの「スズキ・ジムニー APIO Custom」

「WILD SNOW」の「スズキ・ジムニー APIO Custom」は、ジムニーのカスタマイズで定番であるAPIO(アピオ)仕様に、「GRANDTREK」の氷雪路を果敢に走る世界観が表現されています。

SUV専用スタッドレスの「グラントレックXS1」
SUV専用スタッドレスの「グラントレックXS1」

装着されているグラントレックXS1は、冬であってもカスタムやドレスアップを楽しむ層に向けたSUV専用のスタッドレスタイヤです。タイヤサイズは、185/85R16 105/103 LT。

●プレミアムカー、スポーツカーに向く「SPORT MAXX」

「BMW M2(G87) DUNLOP仕様」の外観
「BMW M2(G87) DUNLOP仕様」の外観

「SPEEDSTER DRIVING」の「BMW M2(G87) DUNLOP仕様」には、「SPORT MAXX(スポーツマックス)」を装着。装着タイヤのスポーツマックスRSは、1月11日に発表されたばかりのプレミアムカー向けの最上級タイヤです。一般道からサーキット走行までをカバーし、高いグリップ力と操縦安定性の高さが自慢。

発表されたばかりの「SPORT MAXX RS」
発表されたばかりの「SPORT MAXX RS」をM2に装着

ウエット性能にも目配りされていて、ブランド名と商品名にDUNLOP独自の黒色デザイン技術である「Nano Black(ナノ・ブラック)」が採用されています。なお、発売は6月から順次開始され、発売サイズは26サイズ、価格はオープンです。

「CRAFTSMAN GARAGE」ゾーンの「NISSAN GT-R NISMO」にも、スポーツマックスを装着。筑波サーキットで最速ラップ58秒820を記録しています。タイヤサイズは、フロントが255/40R20、リヤは285/35ZR20です。

「CRAFTSMAN GARAGE」ゾーンの「NISSAN GT-R NISMO」
「CRAFTSMAN GARAGE」ゾーンの「NISSAN GT-R NISMO」

DUNLOPは、グラントレックとスポーツマックスを両軸に据えて、その技術力やデザインの高さをアピールしていました。

(文・写真:塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる