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■土・日は高速道路も渋滞必至。そのストレスを少しでも軽減するには?
2024年1月12日~14日にいよいよ開催の「東京オートサロン2024」。
自動車好き、カスタマイズ好きにとっては、もはや欠かせない新年の恒例行事です。今回は、過去最大規模と呼べる出展数で、会場となる幕張メッセのホールをすべて埋め尽くすビッグイベントに拡大しました。
クリッカー読者の皆さんも、きっと楽しみにしていることでしょうが、毎度悩まされるのが土・日の交通渋滞です。
車好きが集結する催しなので、東京オートサロン事務局からは「公共交通機関での来場を…」とは言われていても、どうしてもマイカーで出かける方が多く、駐車場の確保はもちろん、午前中を中心に主要アクセスルートとなる高速道路も大渋滞します。筆者も何度か巻き込まれて、取材の集合時間に遅れてしまう経験もありました。
そこで、自動車メディア業界歴20数年、毎年欠かさずに東京オートサロン取材に通っている筆者が、自分流の渋滞回避術をお教えしたいと思います!
なお、あくまで東京方面からのアクセス情報となります。千葉県内から東京方面へ向かって会場を目指す方は、ほぼ渋滞はないと思いますので、ご承知おきください。
●<1>交通手段を変える
「そもそも論」になってしまいますが、ストレスなく会場入りするなら、やはり電車やバスの公共交通機関を利用するに限ります。JR京葉線の海浜幕張駅から幕張メッセは徒歩圏内です(歩きたくない方は、バスも多数出ていますのでご安心ください)!
また、JR総武線の幕張本郷駅からもバスが運行されています(幕張本郷駅からメッセは、徒歩は避けてください。かなり遠いです!)。
また、空港や東京駅などから高速バスで向かう方法もありますが、こちらも高速道路の渋滞には注意が必要です。
電車やバスで行けば、東京オートサロン帰りに「ちょっと一杯」なんて楽しみ方もできますので、いかがでしょうか? 海浜幕張駅の周辺には、たくさんの飲食店が営業していますよ。
・JR京葉線 東京駅 ←→ 海浜幕張駅(所要時間:約30分)
海浜幕張駅から幕張メッセまで徒歩で約5分
・JR総武線・京成バス 秋葉原駅 ←→ 幕張本郷駅(所要時間:約40分)
幕張本郷駅から幕張メッセまでバスで約17分
●<2>出発・到着時間を変える
どうしてもマイカーで行きたいけど、渋滞はイヤだという方には、まず「オフピーク」がおすすめ。
土・日は、開場時間の9時前後から東関道・湾岸習志野インターを先頭に渋滞がスタート。京葉道路も幕張インターを先頭に混み合います。どんどん渋滞は延びて、お昼頃がピークになることが多いようです。インター出るまでにヘトヘト、下りてからも駐車場探しにひと苦労。これでは東京オートサロンも苦痛なだけになってしまいます。
そこで、頑張って早起きして会場周辺まで行き、駐車場も確保して、車内で一休みしながらオープンを待つ、というのはいかがでしょう? 24時間開いている駐車場もありますので、おすすめの回避術です。
ちなみに、「じゃあ前日から宿泊しちゃおうかな」とお考えの方もいるかもしれませんが、なかなか、今から幕張周辺でホテルを探すのは困難です。空いていても、非常に高価なお部屋だったりします。
早起きは苦手というなら、逆にのんびりと夕方到着を狙うのも手です。高速の渋滞も解消されてきますし、帰る方も多い時間帯なので、駐車場も意外とすんなり入れます。会場内もピーク時間よりは空いていて見やすいはず。
とはいえ、気を付けなければいけないのは、金・土は19時まで、日は18時までなのでご注意を!
●<3>渋滞ポイント手前で離脱する
土・日は東関道・湾岸習志野インターを先頭に渋滞がスタート。京葉道路も幕張インターを先頭に混み合うことが予想されます。
だったら、渋滞最後尾に突入する前にドロップアウト。つまり、東関道なら海浜幕張のひとつ手前となる「谷津船橋インター」で高速を降りて、JR南船橋駅や新習志野駅周辺のパーキングに駐車して、JR京葉線で2〜3駅の海浜幕張駅を目指す。
京葉道なら、手前の「花輪インター」や「船橋インター」で降りて、JR船橋駅や東船橋駅、津田沼駅周辺のパーキングを利用して、JR総武線で幕張本郷駅を目指すという方法。
筆者もこの作戦を取ったことが何度かありますが、結局、駐車場探しに苦労してしまい、時間をロスしてしまうリスクがあります。また、東京オートサロンに関係なく、船橋市街地は慢性的に渋滞が多いので、注意してください!
●幕張メッセ周辺の駐車場情報
もっとも集中するのは、幕張メッセホール1の西側にある広大な屋外駐車場。メッセの公式な駐車場ですが、当然混み合いますので、早い者勝ち。また広大なだけに、夕方以降は出庫にも時間がかかるケースがあります。
そして次に「県営幕張地下駐車場」。ちょうどメッセの中央ゲートにアクセス良好で、24時間営業。雨風もしのげるということもあって、我々メディア業界人も多く利用します。ただこちらも人気で、土・日はすぐに埋まってしまうようです。
あとは会場周辺に大小さまざまなコインパーキングがありますが、徐々にその数が減っているという情報もあります。
「いつ空車になるかわからない駐車場で入場待ちしたくない!」という方は、会場より北側を狙ってみてください。京葉線の高架をさらに北上したあたりにも、コインパーキングが点在しております!
どうぞ、快適アクセスで東京オートサロン2024を楽しみましょう!
(文・写真:TOKYO CIAO MEDIA)
【関連リンク】
東京オートサロン2024 オフィシャルサイト 会場アクセス
https://www.tokyoautosalon.jp/2024/access/