■POTENZA開発車両の「ニッサン スカイラインGT-R BNR34型」を展示
モータースポーツから市販車まで多彩なタイヤラインナップを誇るブリヂストンは、2024年1月12日(金)から14日(日)まで幕張メッセで開催される「東京オートサロン2024」の出展概要を明らかにしました。
毎回、東京オートサロンでは過去の名作タイヤからモータースポーツ車両、市販車両まで多種多様な展示で来場者を楽しませてくれます。
今回の東京オートサロンでは「10年後、20年後にも走るわくわくを提供しつづける」というブリヂストンの想いを前年の2023年に迎えたモータースポーツ活動60周年と連動。プレミアムブランドのタイヤや「POTENZA(ポテンザ)」が支えてきた車両の展示やトークショーなどのイベントを通じて紹介されます。
先述したように、2023年にモータースポーツ活動開始から60周年を迎えたことを機に、モータースポーツに懸ける情熱を再確認し、サステナブルなグローバルモータースポーツ活動へ進化させる決意を「Passion to Turn the World(世界を変えていく情熱)」という新たなメッセージに込めて表現。
その世界観がデザインされたという今回のブースでは、「POTENZA」や商品設計基盤技術「ENLITEN(エンライトン)」が搭載されたプレミアムタイヤ、サステナブルなグローバルモータースポーツに向けた同社の取り組みが紹介されます。
スポーツタイヤブランドの「POTENZA」ではタイヤとホイール、さらに同タイヤが足元を支えてきた車両が紹介されます。スポーツタイヤブランド「POTENZA」の商品ラインアップ、スポーツ車両向けプレミアムホイール「POTENZA」「Prodrive」も出展。
さらに、POTENZA開発車両の「ニッサン スカイラインGT-R BNR34型(装着タイヤ:POTENZA RE-71RS)、POTENZA純正装着車両「ランボルギーニ Huracán STO(装着タイヤ:POTENZA SPORT)」も展示されます。
2023年に60周年を迎えたモータースポーツでは、これまでの歩みやサステナブルなモータースポーツへの挑戦を実感できるはずです。
具体的には、SUPER GT2013 GT500クラス シリーズチャンピオン車両 「ZENT CERUMO SC430(装着タイヤ:POTENZA RACING TIRE)」、スーパー耐久シリーズ2023 ST-Qクラス参戦車両「ORC ROOKIE GR86 CNF concept(装着タイヤ:POTENZA RE-12D)」、世界最高峰のソーラーカーレース「2023 Bridgestone World Solar Challenge(BWSC)」で初投入された「ENLITEN」技術搭載タイヤが紹介されます。
また、カーボンニュートラルなモビリティ社会を足元から支える「ENLITEN」技術も見どころです。EV時代の新たなプレミアムとして「究極のカスタマイズ」を実現する同商品設計基盤技術、それを支えるモノづくり基盤技術「BCMA(Bridgestone Commonality Modularity Architecture)」を展示。
以前お伝えしたように、2024年2月から発売される乗用車用プレミアムブランドタイヤ「REGNO GR-XIII」も出展されます。日本向け市販用乗用車向けタイヤとして「ENLITEN」が初搭載され、モノづくり基盤技術の「BCMA」が採用されています。
また、ブース内のステージでは「走るわくわく」をテーマにモータースポーツの楽しみやタイヤ開発の未来を伝えるトークショーが開催されます。「POTENZA」の開発ドライバー、「SUPER GT」「スーパー耐久」の参戦ドライバーや監督など、多くのゲストを交え語り合うトークショーとなります。
そのほか、eモータースポーツの体験型プログラム「Bridgestone eMotorsport Institute(ブリヂストン イーモータースポーツ インスティテュート)」の体験コーナーも設置されます。
(塚田勝弘)