テスラ「サイバートラック」の最速トリプルモーター仕様は1,480万円に値上げ?

■当初予定価格から約3万ドルが上乗せ

テスラは現在、フルサイズ電動ピックアップトラック「サイバートラック」のパフォーマンスバージョンを開発中ですが、その市販価格が驚くほど跳ね上がることが噂されています。

サイバートラック コンセプト
サイバートラック コンセプト

サイバートラック納車開始まで約1ヶ月となりましたが、まだ一般の人々が知らない詳細がたくさんあります。 そのうちのひとつは、電気自動車の価格が正確にいくらになるかということです。

サイバートラック コンセプト
サイバートラック コンセプト

2019年、テスラはサイバートラックを発表し、3つの仕様があると述べました。

シングルモーターは39,900ドル(約599万円)、デュアルモーターは49,900ドル(約750万円)、そしてハイパフォーマンスモデルとなるトリプルモーター仕様は69,900ドル(約1,050万円)です。

しかし、「Cybertruck Owners Facebook」にリークされたメッセージによりますと、この匿名投稿者は、サイバートラックを予約した後、テスラから直接電話があり、車両の代金を支払うことを伝えられたといいます。

その際の担当者はこの購入者へ、デュアルモータか、トリプルモーターかを確認、Facebookではデュアルモーターの価格に関しては触れていないようですが、トリプルモーターの価格は98,990ドル(約1,480万円)で、税金や、ライセンス料は含まれていないと述べています。これが事実なら、当初予定価格から約3万ドルが上乗せされたことになります。

もちろん、この情報は公式なものではなく、匿名投稿者による話のため、すべて信じることはできませんが、イーロン・マスク氏が今年初めに、価格は当初の予定ほど低くはならないだろうと語ったことからも現実味がありそうです。

サイバートラック コンセプト
サイバートラック コンセプト

またマスク氏はインフレを主な懸念事項として挙げており「サイバートラックの価格設定にインフレを考慮すると、トリプルモーターバージョンの価格は、当初の予定69,900ドルに対し、現在約91,000ドルとなるだろう」と語ったとも伝えられています。このことからも、このリーク価格とはそれほど開きがないことがわかります。

実際の価格はもうすぐ判明しますが、トラックを顧客に長時間待たせたうえ、突然の大幅値上げは、公平ではないと言う声が上がりそうです。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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