■「スマート・カー・プラットフォーム」により、EVとガソリン駆動を提供
シトロエンは、クロスオーバーSUV「C3エアクロス」後継モデルのティザーイメージを公開しました。
現行型となる第2世代C3エアクロスは2017年に発売、後継モデルは2024年に登場予定となっています。
同社は、2024年型「e-C3」新型モデルのプレゼンテーション中、B-SUVセグメントのティザームービーを公開しました。このモデルの名前を明らかにしませんでしたが、2024年中にデビューすると予想される新型C3エアクロス後継モデルであることは濃厚と見られます。
ダークティーザーでは、e-C3に非常によく似たLED照明の特徴が明らかになり、どちらもシトロエン「オリ」のコンセプトからインスピレーションを受けています。後継モデルでは、e-C3よりも車高が高くボクシーなスタンスを採用しており、以前のスパイショットで指摘したように、先代に比べて著しく長いボディを特徴としています。
ティーザーのハイライトは、このモデルが伝統的な2+3+2のシートレイアウトを示していることです。これにより、シトロエンC3エアクロスは、このセグメントで唯一の7人乗りとなり、ダチア「ジョガー」に代わる、より重厚なモデルへと成長します。実際のEU市場向けC3エアクロスの全長は、4.32m(170.1インチ)近くになる可能性があり、これは先代モデルより170mm(6.7インチ)長いです。
ヨーロッパのシトロエンC3エアクロスは、2023年5月にインド、東南アジア、南米などの地域向けに初公開された新型C3エアクロスの再設計バージョンとなります。2台の兄弟車はいくつかのボディパネルを共有すると予想されていますが、欧州バージョンはよりモダンな外観で、ハイレベルな快適性、技術、安全機能を搭載すると予想されています。
後継モデルでは、フルエレクトリックとガソリン駆動の両方が提供されます。これは、「eCMP/CMP」アーキテクチャの派生で、C3/e-C3 で導入された「スマート・カー・プラットフォーム」の適応性のおかげであります。
新しいアーキテクチャの同じ拡張バージョンは、次世代オペル「クロスランド」にも使用され、シトロエンC3エアクロスとの兄弟関係を継続、 2024年に登場します。