■「バックカメラ&デジタルインナーミラー」と「LEDデイタイムランニングランプ」を全車標準装備
小型トラックであるトヨタ・ダイナ2t積系が、2023年10月12日に一部改良を受けました。
ダイナは1959年4月の初代から続く歴史ある車名で、現在は日野自動車からOEM供給を受けています。日野によるエンジン認証不正問題により、ダイナも出荷停止になっていた時期もありましたが、2022年秋から生産が開始されていました。
今回の一部改良では、後退時に目視しにくい後方の映像をモニター搭載のインナーミラーに投影させることで、後退操作をサポートする「バックカメラ&デジタルインナーミラー」が全車に標準装備されています。
また、「LEDデイタイムランニングランプ」も全車に標準化され、安全性の向上が図られています。
なお、JH25モードの燃費値取得に際して、最新のJH15モード燃費測定方法(最大出力仕様のエンジンから、最多企画台数仕様のエンジンの試験などに変更)で測定された結果、一部の車両型式(車両型式XZU605-TQFMY)で11.40km/Lから10.53km/Lに変更(重量車モード)されています。
今回の一部改良による発売モデルは、ディーゼルエンジンのみで、ハイブリッド車は、発売に向けて準備が進められています。
●価格:502万1000円~656万9000円
※価格は一部地域で異なります。
(塚田 勝弘)