アウディの限定車「Black Style PLUS」は装備てんこ盛り! 「A6」「A6アバント」「A7スポーツバック」に設定

■セダン、ステーションワゴン、4ドアクーペにほぼ同じ装備を用意

EセグメントのアウディA6、A6アバント、A7スポーツバックに、限定車の「Black Style PLUS」が設定されました。発売開始は2023年9月20日です。

セダンであるA6、ステーションワゴンのA6アバント、そして4ドアクーペであるA7スポーツバック。いずれもプレミアムアッパーミディアムクラスを謳っていて、好み、ニーズに応じて3タイプのボディバリエーションが用意されています。

アウディA6とA7スポーツバック
A6、A6アバント、A7スポーツバックに設定された限定車の「Black Style PLUS」

ベース車は、各モデルともに「40 TDI quattro sport」で、2.0L直噴ディーゼルターボエンジン (TDI)を搭載。最高出力204PS/3800~4200rpm・最大トルク400Nm/1750~3500rpmという分厚いトルクが特徴です。

A6(セダン)の限定車の「Black Style PLUS」
A6(セダン)の限定車の「Black Style PLUS」

12Vマイルドハイブリッドシステムが組み合わされ、デュアルクラッチトランスミッションの7速Sトロニック、AWDクラッチを採用する高効率なquattro(クワトロ)システムと組み合わされ、パワフルな動力性能と環境性能が両立されています。

限定車「Black Style PLUS」のインパネ
限定車「Black Style PLUS」のインパネ

さらに、この12Vマイルドハイブリッドシステムは、従来の電装系用バッテリー(補機バッテリー)に加え、リチウムイオンバッテリーも搭載されています。

駆動用バッテリーにより55~160km/h内でエンジンを停止するコースティング走行(滑走)、22km/h以下でのアイドリングストップも用意されるほか、5秒間のエンジンアシスト(最大2kW、60Nm)も含まれています。

通常のスターターモーターより大型のBAS(ベルト オルタネーター スターター)のため、エンジン停止、再始動はスムーズで静かという利点もあります。なお、この「Black Style PLUS」は、エコカー減税の対象になり、環境性能割および重量税が免税となります(2023年9月現在)。

ステーションワゴンのA6アバント「Black Style PLUS」
ステーションワゴンのA6アバント「Black Style PLUS」

限定車「Black Style PLUS」には、フロントスポーツシートや、マルチファンクション3スポークレザーステアリングなどを含む「Audi Sport レッドコントラストステッチ」をはじめ、サステイナブルでインテリアの質感を高める「アーティフィシャルレザーエレメント」が特別装備されます。

4ドアクーペのA7スポーツバック「Black Style PLUS」
4ドアクーペのA7スポーツバック「Black Style PLUS」

また、人気の高い「S line パッケージ」「テクノロジーパッケージ」「ブラックAudi rings & ブラックスタイリングパッケージ」の3つのパッケージオプション、プライバシーガラスが加わるという充実装備が魅力です。

足元では、A6/A6アバントに21インチの「5Vスポークダイナミックデザイングラファイトグレー」のアルミホイールが、A7スポーツバックには、「5Vアームデザイングラファイトグレー」のアルミホイールが備わります。

限定車「Black Style PLUS」のインテリアとシート
限定車「Black Style PLUS」のインテリアとシート

ボディカラーには、カタログモデルでは「Audi exclusive」としてカスタム化オプションされている「スズカグレーメタリック」が採用されています。「ブラックAudi rings & ブラックスタイリングパッケージ」とともに、エクステリアを引き締め、スポーティで洗練されたムードを享受できます。

●価格(限定台数)
「Audi A6 Black Style PLUS」:962万円(30台)
「Audi A6 Avant Black Style PLUS」:999万円(70台)
「Audi A7 Sportback Black Style PLUS」:1077万円(70台)

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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