WRC「ラリージャパン」開催の地元小中学で「ラリー教室」を実施。世界のアライ・新井敏弘先生に子供ら大盛上がり 公開日 2023/09/17 07:33 更新日 2024/10/14 09:12 著者 青山 義明 合計枚数13枚 すべての画像を見る ラリー教室は今季6回目の開催となり、新城市内では、すでに7月に新城市立鳳来中部小学校、新城市立東郷西小学校に開催済。 作手中学校と作手小学校の生徒児童は、それぞれの学校ではなく、「鬼久保ふれあい広場」へ集まって、ラリー教室を受講しました。 校庭によっては、土くれの塊が飛ぶところと、ひたすら砂が大きく舞って砂煙となってしまうところとさまざま。新井選手はその土質を見ながら、子供たちがより見やすいように、と配慮したデモンストレーションランを展開。 サイン攻めの中には運動着とか帽子とかを差し出す児童もいて「これお母さんに怒られない?」と両選手がドン引きする場面も。 「ラリーを見たことある人!」という質問に多くの手が挙がる。さすが新城市、ですね。 この日、「鬼久保ふれあい広場」には新城市作手の31名、「千郷小学校」では170名がこのラリー教室に参加しました。 改めてラリーという競技の解説に、子どもたちよりも先生方が大きくうなずいていることも。 「食べるのが遅い」と関係者に常に言われている槻島選手は「がんばってスピード上げました」と時間内にしっかり完食。 世界チャンピオンまで上り詰めた新井選手だからこその夢のかなえ方の講義も。好きなこと、ほかの子よりうまくできるな、簡単にできるなってことを自分で確認してみて、と。 このラリー教室をサポートしている「学研教室」の自動車に関する講座もあり、次世代車両のクイズなどもおこなわれました。 「鬼久保ふれあい広場」は、すでに全日本ラリーでも何度も使用され、ラリージャパンでも使われている場所ながらグランドに降りた新井選手、槻島選手ともに「こうなっているんだ~」といつもとは違う光景に驚いていました。 車両の見取りの時間には、自宅にあるクルマとの違いを、それぞれ話し合う児童たちの姿も。 なん十年ぶりの給食に「ずいぶんボリュームがあるなぁ」と新井選手。 «<12 Tweet ラリー WRC STI 新井敏弘 ラリージャパン スバル