■全社に及ぶ巨大プロジェクトであり、BMWブランドの未来である
BMWは、ドイツ・ミュンヘンで9月5日に開催される「AAモビリティ2023」にて、同ブランドの次世代コンセプト「ヴィジョン・ノイエ・クラッセ」をワールドプレミアすることを発表、その最新ティザーイメージが公開されました。
BMWグループ・デザインの責任者、エイドリアン・ヴァン・ホーイドンク氏は、「ヴィジョン・ノイエ・クラッセ」を発売するとき、「BMWブランドとは別のブランドになると信じています」と最新のティーザーで語っています。
公開されるコンセプトカーは、BMW 「i Vision Dee」の進化形となることが予想され、CEOのオリバー・ツィプセ氏は、「新しいコンセプトは市販型と非常に似ている」と述べています。
最新ティザーイメージからデザインを想像することは困難ですが、あるデザイナーは、黄色のインテリアが大好きだと述べています。 別の人は温度調節が気に入っていると述べ、3人目はキャビン内の風通しが非常によく、明るいと語っています。
デザイナーたちは、「私たちは今、BMWの心臓部をとてもクールな方法で変えています。もっとクールなものは何でしょうか?」と問いかけており、想像力を掻き立てます。
さらにCEOツィプセ氏は、ヴィジョン・ノイエ・クラッセがブランドをどの程度変えるかについて、「全社に及ぶ巨大プロジェクトであり、BMWブランドの未来にほかなりません」と表現しているほどです。
現段階で予想される性能は、第6世代バッテリーが使用され、航続距離が30%長くなり、エネルギー密度が20%高く、充電が30%速くなり、製造プロセスでのCO2排出量が大幅に削減されることです。
現在、ノイエ・クラッセ専用EVアーキテクチャに基づいているモデルは6台と伝えられており、2025年から2027年の間にデビューすると予想されています。