■日産の名車や日本社会の文化、モータリゼーション発展も分かる施設
日産は、2023年8月26日(土)から土曜日と日曜日の「日産ヘリテージコレクション」見学会を再開すると発表しました。「日産ヘリテージコレクション」は、2023年12月に創立90周年を迎える同社が所蔵する歴史的車両の総称。
所蔵されているクルマは約500台にのぼり、ブルーバードやスカイラインやシーマなどの多数の市販車両はもちろん、商用車やモータースポーツで活躍したクルマやマシンなども多数含まれています。日産が保存してきた車両だけでなく、個人からの寄贈も含まれています。
これらのコレクションは、日産の歴史だけでなく、日本の社会や文化、モータリゼーションの発展の足跡を物語る貴重な歴史的財産です。
そのうち常時約280台が保管されている座間事業所内にあるガレージは、一般公開されていて、年間最大2万人以上が訪れたことがあるそうです。
すでに再開されている平日の見学会に加えて、新型コロナウイルス感染拡大により中断されていた土日の見学会も再開されます。なお、コロナ禍により土日の見学会再開は、約4年ぶり。
また、同ガレージに出向くことができない人向けにYouTubeを通じたオンライン見学会も用意。
2020年から7回にわたり実施されているオンライン見学会では「デザインストーリー編」や「技術のイノベーション編」などのテーマに沿って、ガレージに保管されているクルマを解説しています。
過去のオンライン見学会は日産公式YouTubeアカウントで視聴できます。今年度のオンライン見学会も予定されていて、公式SNSで告知される予定です。
【土日見学会の概要】
●所要時間:約90分間
●見学会の内容:日産の歴史や代表的なクルマを解説するガイドツアーのほか、自由見学
●予約方法:日産ヘリテージコレクションの公式ウェブサイト6から申し込み可能
●予約受付開始時期:7月31日(月)午前10時受付開始:8月26日(土)~9月24日(日)開催分のみ
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以降は、毎月初旬頃に翌月開催分の予約を受付予定
(塚田勝弘)