日産セレナ用、走行中でも純正TVが映る「TV-KIT」はe-POWER車含む全車対応

■TV-KITオンでも「プロパイロット」をそのまま使える

データシステムは、走行中でも純正ナビのTV視聴が可能になるTV-KITを数多くの車種向けに展開しています。以前お伝えしたように、約6年ぶりにフルモデルチェンジを受けた日産セレナにも純ガソリンエンジン車から対応しています。

データシステムのTV-KITが日産セレナのe-POWER車(ルキシオンをのぞく)にも対応
データシステムのTV-KITが日産セレナのe-POWER車(ルキシオンをのぞく)にも対応

このほど、現行セレナの主力仕様であるe-POWER車(ルキシオン含む)に対応するTV-KITが発売されました。

セレナe-POWERは、100%モーター駆動のシリーズハイブリッドで、スムーズな走りや高い静粛性などが魅力で、1列目だけでなく、2列目、3列目でも大声を張り上げずに会話を楽しめます。TVを視聴しながらのロングドライブにも最適なキャビンといえるでしょう。

e-POWERを含めたセレナの「Nissan Connect ナビゲーションシステム12.3インチワイドディスプレイ装着車」に適合するTV-KITを装着することで、走行中でも純正ナビのテレビ視聴ができるようになります。

切り替えタイプ、ビルトインタイプを設定する
切り替えタイプ、ビルトインタイプを設定する

さらに、同社独自の技術により走行中に同KITをオンにしてテレビ映像が映るようにしても、ナビの自車位置に影響を与えないのも美点。TVを視聴中に目的地を設定し、ルートガイドを開始すると、ルート上の道路状況に合わせた「プロパイロット」を使うことができます。

装着は、車両の配線を傷つけることなく装着できるカプラーオンとなっているのもポイントです。

TV-KITを使ってのTV視聴は、ドライバーをのぞく乗員にエンタメの王道を届けるためで、走行中にドライバーがテレビ映像などを含めてディスプレイを注視することは、もちろん厳禁です。

■日産セレナ向けTV-KIT
●適合車種:日産セレナ(令和4年12月〜)
●型式:C28
●品番/価格:NTV439(切り替えタイプ)/税込2万1780円
●品番/価格:NTV439B-D (ビルトインタイプ)/税込2万1780円

(塚田 勝弘)

【記事内容変更のご案内:2023年7月12日】
データシステム製日産セレナ向けTV-KITについて、発売当初の適合車種は現行C28セレナ「e-POWER車(ルキシオンを除く)」と表記していましたが、製造元のデータシステムより「ルキシオンでも動作確認が取れた」と連絡がありましたので、本文中の表記を「e-POWER車(ルキシオンを含む)」に変更しました。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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