■際立つ楕円形のLEDテールライトバーを確認
ケータハムは現在、2023年7月13日から始まるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(イングランド)にて初公開予定の次世代EVスポーツカー「プロジェクトV」を開発していますが、その最新ティザーイメージが公開されました。
これまでフロントエンド、およびサイドビューのシルエットが公開されてきましたが、今度はリアビューです。
そこには、際立つ楕円形のLEDテールライトバーを配置、ルーフはラウンドしている様子が伺えるほか、フェンダーが大きく張り出しています。
先日のフロントエンドのティザーイメージでは、バンパーコーナーに大型のインテークを配置、スリムな水平基調のLEDデイタイムランニングライトが見えますが、メインランプは隠されていました。
プロジェクトVはイタルデザインにより手掛けられましたが、ケータハムの古典的なセブンモデルとは異なり、このプロトタイプにはルーフが存在するほか、完全電動パワートレインを使用することがわかっています。通常、EVはガソリンエンジンより2~3割車重が増加しますが、この新型EVがこれまでの製品のクオリティを維持できるかどうか、注目されます。
市販型は、2シーターになることが予想され、最高出力240ps程度、0-100k/h加速4.0秒のパフォーマンスが期待されています。
ケータハムは2023年4月、英国ケント州ダートフォードにある5万4000平方フィートの新しい本社への移転を開始しました。この施設では、生産、エンジニアリング、モータースポーツ、商業のすべての従業員が同じ建物内に配置されており、同社は生産を50%増加、年間約750台に増や計画を持っているようです。