平塚 直樹 
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■おしゃれスクーターのプリマベーラに設定
長年、さまざまな夢のあるアニメを手掛けてきたディズニーの会社「ウォルト・ディズニー・カンパニー」が創立されて、2023年で100周年を迎えます。
アメリカはもちろん、日本でもさまざまな記念イベントなどが企画されていますが、イタリアのスクーターブランド「ベスパ」でも、ディズニーとコラボした特別モデル「ディズニー・ミッキーマウス・エディションbyベスパ（Disney Mickey Mouse Edition by Vespa）」を発売することを発表しました。
レトロで小粋なスタイルが人気の「プリマベーラ」の125cc仕様と150cc仕様をベースに、人気キャラクターの「ミッキーマウス」をモチーフにした特別仕様をリリースするというのです。
これは、ディズニー・ファンなどには超注目ですね。まだ詳細は明らかになっていませんが、国内でベスパを扱うピアッジオ グループ ジャパンでも、公式ホームページなどに掲載していますので、日本で発売される可能性はかなり高いといえます。
●ベース車はベスパのロングセラーモデル
ベースとなるプリマベーラは、1968年の発表以来、50年以上に渡る人気を持つベスパのロングセラーモデルです。
伝統のスチールモノコック構造を採用した、小柄なボディやクラシカルなフロントシールドなどにより、1960年代に人気を得たベスパ製スクーターを彷彿とさせるスタイルを採用。LED製のフロント＆リヤライトなど、現代的な装備も合わせ持つことで、高い実用性も誇ります。
また、ABS付きフロントディスクブレーキなど、数々の安全装備も装備。5本スポークデザインの12インチホイールにより、高い走行安定性も実現しています。
●ミッキーの雰囲気を再現するカラーを採用
そんなプリマベーラをベースにするのが、今回発表された「ディズニー・ミッキーマウス・エディションbyベスパ」。あの超有名ねずみキャラクターをモチーフにした特別仕様で、前述の通りディズニー創立100周年の記念として発売するといいます。
特別仕様は、124cc・単気筒エンジンを搭載する「プリマベーラ125」と、155cc・単気筒エンジン搭載の「プリマベーラ150」の2タイプに設定。いずれも、ブラック、レッド、ホワイト、イエローのカラーリングを採用することで、ミッキーの雰囲気を再現するといいます。
なお、イエローのホイールはミッキーマウスの靴、ブラックのミラーは特徴的な丸い耳をオマージュ。車体の両サイドとフロント部分にはミッキーマウスのシルエットを描いたグラフィック、シートとフロントシェルにはミッキーマウスのサインも施されるといいます。
発売時期や価格などは未公表で、後日発表予定とのこと。ちなみに、ベースとなるスタンダード仕様の価格（税込）は、プリマベーラ125が51万7000円、プリマベーラ150が54万4500円ですから、ミッキー仕様はこれらより高くなるでしょうね。
また、世界に多くのファンを持つディズニーですから、注文が殺到することも考えると、ひょっとすると限定販売になるかもしれませんね。
日本でも、ホンダが「クロスカブ」の50ccや110cc、50ccスクーターの「ジョルノ」に、熊本のご当地キャラ「くまモン」とコラボした「くまモン バージョン」を設定しています。こちらは台数などの限定でなく、通常のラインアップとして販売されていますが、さて、ベスパのミッキー仕様の場合はどうなるのか？
特に、ディズニーファンなどは、続報に注目です。
（文：平塚直樹）
【関連リンク】
ピアッジオ グループ ジャパン公式HP
https://www.vespa.com/jp_JA/landing-page/disney-mickey-mouse-edition-by-vespa/?id=prt
