■専用デザインになるフロントアンダーグリルやブラックルーフを備える
2023年6月29日にルノー ルーテシアにも加わった「E-TECH FULL HYBRID(イーテックフルハイブリッド)」の「E-TECH エンジニアード」。以前お伝えしたように、「E-TECH エンジニアード」が最初に設定されたのは、クロスオーバーSUVのアルカナです。
そのアルカナに、魅力的な新たな選択肢が加わりました。2023年6月30日、特別仕様車の「アントラクト E-TECH FULL HYBRID」が設定され、同日から販売が開始されています。
車名の「アントラクト」は、オペラの幕間に流れる間奏曲の意味で、優雅なひとときを過ごせるようなイメージが込められています。
搭載されるのは、駆動用のメインモーターとHSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)の2モーターと、1.6L NAエンジンを電子制御式ドッグクラッチマルチモードATでつなぐ、ルノー独自のフルハイブリッド。22.8km/Lの低燃費とダイレクト感のあるシフトフィールを享受できます。
「ルノー アルカナ アントラクト E-TECH FULL HYBRID」は、専用デザインになるフロントアンダーグリルや、美しいルーフラインを強調するブラックルーフをはじめ、クロームウインドウモールフィニッシャー、クロームサイドプロテクションモールフィニッシャー、クロームサイドアクセントなどのクロームパーツがエクステリアに華やかさを添えています。
ブラックが基調となるインテリアは、ライトグレーのルーフライナーが組み合わされ、レザー調×ファブリックのコンビシート、専用のダッシュボードとインテリアトリムにより、上質感がある落ち着いた仕立てになっています。
設定されるボディカラーは、「ブラン ペルレ・メタリック」「ルージュ フラム・メタリック」「ブルー ザンジバル・メタリック」「ノワール メタル・メタリック」の4色です。
ルノー アルカナは、スタイリングを重視する層から支持されているそうで、上質な内外装が与えられた「アントラクト E-TECH FULL HYBRID」も見逃せない選択肢になるはずです。
●価格:438万円
(塚田 勝弘)