和製カリナン? トヨタが「センチュリーSUV」の発売を正式発表。ワールドプレミアは2023年後半

■グランド ハイランダーの「TNGA-K」プラットフォームをベース

トヨタは予てから噂のあった「センチュリーSUV」の発売を正式発表し、今年後半のワールドプレミアを予告しました。

トヨタ センチュリーSUV 市販型 予想CG
トヨタ センチュリーSUV 市販型 予想CG

ミニバン「アルファード」と「ヴェルファイア」新型のダブルプレゼンテーション中、センチュリーSUVのシルエットティザーが公開、「自動車の未来を変える」ための「印象的な一歩」を踏み出したいと考えていると語ったようです。

トヨタ センチュリーSUV 市販型 予想CG
トヨタ センチュリーSUV 市販型 予想CG

初代センチュリーは1967年に登場、現行型「UWG60」型は2018年から販売されています。

これまでパフォーマンスモデル「GRMN」や、オープンモデル「コンバーチブル」が制作されてきましたが、SUVは量産モデルとなりそうです。

ティザーイメージはありませんが、イベントに参加した人の話では、ロールスロイス『カリナン』に非常に似ていたといいます。

市販型では、「グランド ハイランダー」から採用された「TNGA-K」プラットフォームをベースに開発が進められている可能性があり、ボディサイズは全長5345mm、全幅1980mm、全高1800mmとサルーンから大幅に拡大されると思われます。

予想されるパワートレインは、2つの噂があり、1つは「グランドハイランダー」から流用される2.4リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンに、2基のモーターを組み合わせた「ハイブリッドMAX」を搭載、最高出力は362psを発揮します。もう一つは、3.5リットルV型6気筒+2基のモーターを搭載するというもので、こちらはシステム合計で600ps以上が想定されます。

気になる価格はランドクルーザー最高グレード「ZX」760万円の3倍以上となる2,280万円を超えてくると思われ、北米、欧州市場など世界展開される可能性もありそうです。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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