マツダ「CX-60」ってどんなクルマ? マツダ次世代ラージ商品ってなに? マツダの近代史から素性を見る【新車リアル試乗 8-1 マツダCX-60 プロローグ&概要編】

■プロローグ

ほんとにこれで先々ずっと行くのかな---

マツダ車が「鼓動デザイン」を打ち出して以降の筆者の心配。ましてや車両ネーミングを、販売中のクルマまで含めて「MAZDA ●」「CX-●●」に総取っ替えして一段落かと思いきや、ここに「MX」が加わるわ、「CX-3」の上に「CX-30」が投入されるわ、「CX-5」と「CX-8」の間に「CX-6」ではなく、「CX-60」が現れるわ・・・

過去、似たようなことがありはしなかったか。

「ルーチェ」を「センティア」に発展させ、それまでの「カペラ」を「クロノス」に置き換えたまでは理解できたにしても、クロノスの少し後にその5ドア版「アンフィニMS-6」を送り出した後、「マツダMX-6」「ユーノス500」「アンフィニMS-8」「オートザムクレフ」といった、クロノスと母体を共にするのに名字の異なる兄弟車を矢継ぎ早に投入…センティアのアンフィニチャンネル版「MS-9」、「ユーノス800」という血筋の異なるクルマも含め、似たりよったりの車名と形が市場の混乱を招き、たちまち業績不振に導いた1990年代前半のマツダ5チャンネル体制の悲劇をいまのマツダに重ねるひともいるのではないか。

いや、見ようではその当時よりもわかりにくいかもしれない。

消火器
消火器
この系統の色を見るたび、どうにも消火器が思い浮かんでしょうがなかった(写真は一例の2017年型アクセラ)
この系統の色を見るたび、どうにも消火器が思い浮かんでしょうがなかった(写真は一例の2017年型アクセラ)

マツダホームページの「カーラインナップ」を見ればどれが何なのか即座には見分けがつかず、まるで「ナントカ48」とか「ナントカ坂」というアイドルグループを見ているよう。最近はそうでもないが、ひところはどのクルマもイメージカラーを消火器みたいな色のボディカラーで打ち出していてなお各車の輪郭がぼやけて見える・・・むしろ「FLAIR」「CAROL」「SCRUM WAGON」「BONGO VAN」「FAMILIA VAN」「SCRUM VAN」といったOEM車が並ぶ「軽自動車」「商用車・特装車」のほうがずっとわかりがいい。

マツダCX-60 XD-HYBRID エクスクルーシブ モダン 4WD(8AT)2022年9月15日発表・発売。月間目標販売台数・2000台
マツダCX-60 XD-HYBRID エクスクルーシブ モダン 4WD(8AT)
2022年9月15日発表・発売。月間目標販売台数・2000台

そのような思いをいまのマツダに対して抱く中、今回の「リアル試乗」に筆者が選んだのは、いまのところマツダ最新モデルとなるCX-60です。

●ハリアーとレクサスRXを意識した成り立ち

昨年2022年3月でのヨーロッパ先行発表から4月の日本仕様の公開をはさんだ9月15日、CX-60が国内販売開始されました。

グローバルで拡大の一途をたどるSUVマーケットに、2023年までに投入予定となっているラージ商品群4車種のうちの皮切りがこのCX-60なのだと。

「同じような形、同じようなネーミングのクルマをまたかい」と思っていましたが、トヨタのハリアー、レクサスRXなど、所得の低い日本国の割にLサイズ&高価格帯SUVを街で見かけることが少なくなく、5ナンバーサイズ基準で造られた道路の日本でも、一定の需要はあると見込んでの日本投入でしょう。

また、単なるSUVにとどまらない、内外にインテリジェンスと先進性を漂わせるハリアーやレクサスRXに対抗するにはCX-5では力量不足、かといって3列シートのCX-8をぶつけるのもちょっと違う。ラインナップが多い割に、世界的にマスの大きいLサイズラグジュアリーSUV市場への持ち合わせがなかったマツダが送り出す、国際派ラージ&ラグジュアリーSUVのCX-60です。

日本国内でのマツダラインナップにあって、トップとなるCX-5とその3列シート版と言えるCX-8よりもうひとつ上が必要でもあり、プラグインハイブリッド、ガソリンハイブリッド、ガソリン、3つのパワートレーンを擁しながらも、搭載エンジンは直4だけなのが意外なハリアーを、ハリアーと同じプラグインハイブリッドとガソリン車のほか、新開発6気筒ディーゼルと、そのマイルドハイブリッド版、4種のパワートレーンと、鼓動デザインに、ハリアーに負けない知性を融合したスタイリングで囲い込もうという作戦。実際、サイズや価格を見れば、サイズはハリアーとレクサスRXの間、価格面ではハリアーを下から上までラップしており、両車を意識していることがわかります。

●混乱されませぬ様! トータル23種のバリエーション

いまどきめずらしく機種が豊富で、その要因は基本パワートレーンが4種も揃えられていることにあります。

ひとつは直列4気筒の2.5Lガソリン仕様「SKYACTIV-G 2.5」で、機種は2WD、4WDまで細分して数えると6機種。次がマツダ肝入りの新開発直列6気筒・ターボ付き直噴ディーゼル「SKYACTIV-D 3.3」で、こちらが同じ数え方で8種。そして同じディーゼルのマイルドハイブリッド版「e-SKYACTIV D」があり、こちらは4種と控えめですが、2WDが存在せず、全機種4WDとなります。最後、直4ガソリンエンジン+モーターのプラグインハイブリッド仕様「e-SKYACTIV PHEV」が5種で、こちらもオール4WD…マツダがCX-60で主力に推すのがディーゼルorディーゼルハイブリッドであることは誰の目にも明らかですが、CX-60が気になるひとは、とにかく総勢23種の中からひとつのCX-60を選ぶことになります。

冒頭で「2022年9月15日国内販売開始」と書きましたが、正確には、9月に販売開始されたのはe-SKYACTIV Dのみで、他の3種は3か月遅れの同年12月。おそらくは半導体不足の影響でしょうが、CX-60としては2022年12月が国内販売開始で、e-SKYACTIV Dのみ特例で先行発売したというほうがしっくり来るかも知れません。

ひとつひとつを眺めてみると。

パワートレーンごとに機種シリーズ名が冠称として与えられており、直4ガソリン車「25S」シリーズは「25S S Package」「25S L Package」「25S Exclusive Mode」の3つ。

直6ディーゼル「XD」シリーズは、唯一ただの「XD」が存在するほかに「XD S Package」「XD L Package」「XD Exclusive Mode」の4つ。

ディーゼルハイブリッドの「XD-HYBRID」系は「XD-HYBRID Exclusive Sports」、さきのExclusive Modeに「rn」をくっつけただけで別の機種にしてしまった「XD-HYBRID Exclusive Modern」、そして「XD-HYBRID Premium Sports」「XD-HYBRID Premium Modern」の4つ。

プラグインハイブリッドの「PHEV」は「PHEV S Package」「PHEV Exclusive Sports」「PHEV Exclusive Modern」「PHEV Premium Sports」「PHEV Premium Modern」…「ややこしいからやめろ」と誰か止めるひとが社内にいなかったのかと思うくらい複雑難解です。

おもしろいというか、ややこしいというか。

気をつけなければならないのは、最廉価299万2000円(税込み)の25S S Packageと、値段が次に上となる323万9500円(同)の単なるXDとを比較したとき、価格差が必ずしも装備差に直結していないことです。

価格だけ見れば25S S Packegeのほうが装備は省かれていると解釈しがちですが、よく見れば25S S Packegeに備えられていてXDにはないものがあるのと、工場オプションの用意もXDのほうが少なくなっています。これは単なる「25S」というべきXDに相当する機種がないこと、装備を省き、オプションに制約を与えたところで新開発6気筒ディーゼルの価格上昇分で、どのみち25S S Packegeほどには安くはならないことによる逆転現象。

仮にXD並みに装備を剥ぎ取ったただの25Sを新設してエントリー価格を下げたところで本気で買うひと売るひとがいるのか怪しいいっぽう、装備なんて二の次、とにかく新しい6気筒ディーゼルを試したい層はいるという判断でしょう。

この低廉寄り2機種を除き、CX-60も含めた最近のマツダ車は、装備の足し算引き算で機種の高い安いを決めているのではなく、「…Package」「Exclusive…」「Premium…」の違いを主に内外装の材質や色使い、雰囲気で区分けし、その違いに応じて装備差がたまたま生じたという構成になっています。

ということから、選ぶ方はまず個々の趣味嗜好で「…Package」「Exclusive…」「Premium…」で決めるのが順当でしょう。装備表はともかく、カタログの機種紹介もそのような構成になっています。そして、Premium ModernとPremium Sports、Exclusive ModernとExclusive Sportsは、それぞれ同じパワートレーン同士なら価格も同じです。

数あるCX-60の中から今回のリアル試乗に選んだのは、マツダ初の直列6気筒ディーゼルをマイルドハイブリッド化したモデル。すなわちXD-HYBRID Exclusive Modernです。

●日本では持て余す1900mm弱のワイドボディ

6気筒エンジンゆえ、フードが長い。フロントドアと前輪が離れているのが特徴。後輪駆動でフロントオーバーハングが短いのも目につく
6気筒エンジンゆえ、フードが長い。フロントドアと前輪が離れているのが特徴。後輪駆動でフロントオーバーハングが短いのも目につく

全長×全幅×全高で表される4740×1890×1685mmのうちの1890mmに覚悟はしていたものの、いざ実車を見ればあらためてこの車幅に圧倒されます。

幅はかなり広い1890mm。ドアミラー間距離は2100mmを超える!
幅はかなり広い1890mm。ドアミラー間距離は2100mmを超える!
全体イメージに反し、全高は意外に低めだ
全体イメージに反し、全高は意外に低めだ

弟分のCX-5や兄貴格のCX-8と比べると、全長4740mmは弟より165mm長く、3列シートのあんちゃんより185mm短い4740mm。両車のほぼ中間に収めて兄弟の序列を守るいっぽう、車幅は兄貴より45mm広いという恰幅の良さ・・・書き間違いじゃなし。そもそもCX-5とCX-8は同じ1845mm幅なのです。

ハリアーとの比較では、全長は同じ、幅がCX-60のほうが35mm広い。海外市場を重視したことが車幅に現れていて、身内よりも競合よりも、さらに幅広になっています。国内ではどこを走らせるにもかなり気を使うサイズで、日本では乗り手や走る場所を選ぶことになりそうです。

5ナンバーサイズ信奉者の筆者は、いつも肥大化した車両サイズに難癖をつけていますが、モデルチェンジで5ナンバーサイズから3ナンバーに踏み込んだわけじゃなく、前身のないクルマが初手から1700mm超で出てきたのならそれなりに狙いがあったわけで、それほど文句はありません。CX-60の幅に持て余すならCX-3なりCX-5なりを選べばいいわけです。そのCX-3とて車幅は1765mmあり、幅を1695mmに収めた「CX-2」があれば理想。ついでに、かつてアルトの機械部分をオリジナルデザインでくるんだキャロルのごとく、ハスラーのメカを鼓動デザインで包んだクルマを造り、これを「CX-1」にしたらラインナップ完結!

外観はおなじみマツダの鼓動デザインに則ったスタイリング。ひところの他社に多かった(まだクルマによって名残りがありますが)、意図不明の斜めのプレスラインやくぼみはいっさいなく、折れ線らしい線といえばホイールアーチを上にオフセットさせた曲線とフード上のラインくらいで、あとはどこもかしこもツルンとした曲面に包まれています。

写真で見るとそれほどでもないが、実車の後ろ姿は殻を剥いたゆでたまごのようにきれいな造形だ
写真で見るとそれほどでもないが、実車の後ろ姿は殻を剥いたゆでたまごのようにきれいな造形だ

ましてやこの試乗車の場合、カラーがロジウムホワイトプレミアムメタリックという白ボディであることもあり、リヤボディたるや、まるで殻を剥いたばかりのゆでたまごを見るようにきれいなものでした。

でかい! ラジエーターグリル
でかい! ラジエーターグリル

リヤとは対照的なのがフロントフェイス。相対的になお小ぶりに見えるヘッドライトの左右間いっぱいに広がる大きなフロントグリルのせいで、マツダ一族の顔を守りながらもかなりの迫力を醸し出しています。だからといって、愛知県に本社がある会社のLサイズミニバンのようにギラギラしているわけじゃなし…じっと眺めているうちに、くしゃみ直前のブルドッグに見えて愛着が湧いてきました。この顔、悪くないぜ!

サイド面は内側に反り返った形をしている。角度によって接触事故を起こされたように見えなくない
サイド面は内側に反り返った形をしている。角度によって接触事故を起こされたように見えなくない

ひとつふたつ気になったことといえば、せっかく誰が見てもひと目でマツダ車! とわかるフロントフェイスなのに対して、ことCX-60に限ってはリヤスタイル、とりわけコンビネーションランプがホンダ車にもありそうなのが引っかかったのと、前後のサイドドアが、鉄板を指で押したときの弾性変形のように引っ込んで見えるのは損でしょう。通常、前後フェンダー&ドア面は、光を受けてボディ全体が明るく見えるよう、あるところを境に面をわずかでも上に向けるのですが、上を向いているのはドアハンドルから上だけで、そこから下はえぐらせています。見る角度によっては軽い衝突を受けた跡のようにも見えるのが奇妙といえば奇妙でした。

●造り込み感の高い内装

車両価格が高いのであたり前といえばあたり前ですが、内装は各部造りがしっかりしており、総じて安っぽいところはありません。

CX-60計器盤
CX-60計器盤
造形よし、色づかいよし
造形よし、色づかいよし

インストルメントパネルは他のマツダ車と共通性をもたせながら、幅広ボディを活かしに活かした、広がりのある造形なのと、助手席からセンターにかけてのパネルがシャキッと一直線になっているのもすっきり感、ワイド感の演出にひと役買っています。インパネ手前を内反りにしたり逆反りにしたりし、ヘンに凝ってかえって落ち着きのない雰囲気にしているクルマがありますが、やはり手前はまっすぐなのが収まりがいいし落ち着く。


まっすぐだから、運転席から見て車幅の把握にもいくらか役立つ
まっすぐだから、運転席から見て車幅の把握にもいくらか役立つ
助手席正面のパネルは一直線で、案外これがすっきり感を生み出している。
助手席正面のパネルは一直線で、案外これがすっきり感を生み出している。

横幅も奥行きもかなりあるのに、インパネに圧迫感がないのは、上面がこちらに下がっているのと、カタログで「インパネデコレーションパネル」と呼ぶ、さきの一直線パネルが上を向いているゆえで、そのパネルとブラック仕上げの上面は、指で押すと引っ込むパッド仕立てになっています。ただし「いいな」と思ったのも束の間、ハンドル右パネルだけは、見てくれは同じまま基材に表皮をくるんだだけのカチカチ仕上げ。興ざめした瞬間ですが、どのみち高いクルマなんだから、ここまできっちり仕上げりゃよかったのに。

内装カラーは基本的にタン、ブラック、ホワイトの3つ。どんな大きなクルマだって、人間が長時間過ごすにはせまい空間。そのせまさ感を与えないためには、ガラス映り込みがないのを前提に、クルマの内装は、ブラックよりも明るい色がいいというのが筆者の持論で、今回のCX-60はピュアホワイトと呼ぶ白内装が気に入りました。コンソールやドアに貼られた明るい木目もいい。

感心したのは、インパネ上面の黒パッドの表面処理がうまいのか、晴天下の走行時、フロントガラスへの映り込みが少ないことでした。筆者が以前乗っていたティーダはインパネ上面がツヤツヤで窓映りがひどく、「実験部さん、ちょっとこっちいらっしゃい」と手招きし、「いったい何を見ていたの?」と3時間くらい説教したくなるほどで、一計を案じ、黒いフェルト布を貼り付けて一発解決しましたが、CX-60の場合、皆無とはいいませんが、映り込みがかなり抑えられています。

これはまだましなほうだが、太陽光の向きによってはけっこう目のじゃまになった。ピラーのトリムも黒にすべきだ
これはまだましなほうだが、太陽光の向きによってはけっこう目のじゃまになった。ピラーのトリムも黒にすべきだ
計器盤上面のフロントガラスへの映り込みは抑えられている方だが、それだけにフロントピラーの白がガラス脇に映り込む
計器盤上面のフロントガラスへの映り込みは抑えられている方だが、それだけにフロントピラーの白がガラス脇に映り込む

それだけに惜しかったのはフロントピラーのトリムがホワイトなことで、これがフロントガラス両脇の視界をやや阻害しています。CX-60に限りませんが、どの内装色であれ、フロントピラーまでは黒仕上げにすべきじゃないか。

フロントピラーは太い部類ですが、車幅はワイド、ガラスも横に広いぶんフロント視界は悪くなく、左ピラーが遠いだけに柱が相対的に細くなったのと同じ効果になっています。細い割りばしだって目の前にかざせば目の邪魔になる…視界を阻害する柱の太い細いもドライバーから遠い近いによって結果は変わります。

視界といえば、サイド視界も少し前までのマツダ車に比べたらいくぶん良くなっている印象を受けました。鼓動デザインに移行してからというもの、マツダ車はサイド視界が不足気味になり、サイズは異なりますが、ずっと前に乗ったCX-3なんぞ「これじゃあスカイアクティブならぬ視界ネガティブだヨ」とひとり悪態ついたほど。このCX-60ではいくらか解消されています。ただし、いまやどこのメーカーもカメラ装着を前提としているようで、サイドも斜め後方も視界が絶対的にいいわけではなく、CX-60も他車と大同小異。このへん、車庫入れ編で述べるつもり。

話は次回、「走り編」につづきます。

(文:山口尚志 写真:山口尚志/マツダ/モーターファン・アーカイブ)

【試乗車主要諸元】

マツダCX-60 XD-HYBRID エクスクルーシブ モダン 4WD(8AT)2022年9月15日発表・発売。月間目標販売台数・2000台
マツダCX-60 XD-HYBRID エクスクルーシブ モダン 4WD(8AT)
2022年9月15日発表・発売。月間目標販売台数・2000台

■マツダCX-60 XD-HYBRID Exclusive Modern〔3CA-KH3R3P型・2022(令和4)年8月型・4WD・8AT・ロジウムホワイトプレミアムメタリック〕

★メーカーオプション
・ドライバー・パーソナライゼーション・システムパッケージ 5万5000円(消費税込み)
・パノラマサンルーフ 12万1000円(同)
・ロジウムホワイトプレミアムメタリック特別塗装色 5万5000円(同)

●全長×全幅×全高:4740×1890×1685mm ●ホイールベース:2870mm ●トレッド 前/後:1640/1645mm ●最低地上高:180mm ●車両重量:1940kg ●乗車定員:5名 ●最小回転半径:5.4m ●タイヤサイズ:235/50R20 ●エンジン:T3-VPTH型(水冷直列6気筒DOHC24バルブ直噴ターボ) ●総排気量:3283cc ●圧縮比:15.2 ●最高出力:254ps/3750rpm ●最大トルク:56.1kgm/1500~2400rpm ●燃料供給装置:電子式(コモンレール) ●燃料タンク容量:58L(軽油) ●モーター:MR型 ●最高出力:16.3ps/900rpm ●最大トルク:15.6kgm/200rpm ●動力用電池(個数/容量):リチウムイオン電池 ●WLTC燃料消費率(総合/市街地モード/郊外モード/高速道路モード):21.0/18.0/21.2/22.4km/L ●JC08燃料消費率:- ●サスペンション 前/後:ダブルウィッシュボーン/マルチリンク ●ブレーキ 前/後:ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク ●車両本体価格505万4500円(消費税込み・除くメーカーオプション)