■ランドクルーザーの歴代エンブレムでティザーキャンペーン
トヨタは、ランドクルーザーの歴代エンブレムをSNSに投稿、「ランドクルーザープラド」次期型を予告しました。
初代プラドは70系ランドクルーザーの派生モデルとして誕生。
当初はランクルの廉価版的なイメージが持たれていましたが、1996年に登場した2代目以降は大型化と高級化が加速。2009年から販売されている現行型の第4世代では、独立した一つのブランドとしてその地位を確固たるものとしています。
ランドクルーザープラドは、欧州市場で「ランドクルーザー」として販売、米国市場では1世代前の「200」シリーズが2020年モデルまで現地で販売されていましたが、最新モデルとなる「300」シリーズは米国市場に導入されていません。
しかし、米国では「私たちが長いこといなくなると本当に思った? 伝説が戻ってくる」というメッセージがSNSに添えられており、期待が高まっているようです。
また新型では、「ランドクルーザープラド」から「プラド」という接尾語を外し「ランドクルーザー」のネームプレートが復活すると予想されています。
新型では、フルサイズのランドクルーザーと同じボディオンフレームのプラットフォームを採用、発表されたばかりのレクサス「GX」と多くの共通点を持ちますが、トヨタブランドのためおそらく安価が予想されます。
ランドクルーザープラド次期型のパワートレインは、V6から直4へとダウンサイズが図られることが予想されています。最高出力250psレベルを発揮する新開発の2.4リットル直列4気筒エンジンと、最高出力150psの電気モーターのハイブリッドが目玉で、システム合計の最高出力は400psに迫る可能性もありそうです。
エクステリアデザインは「ハイラックス」譲りの大型化されたタイヤハウスで迫力アップ。ウインドウ下の、フロントからリアまで張り出したサイドラインに特徴を持たせ、ヘッドライトは3連プロジェクターLEDに。ランクルと同様にシャープな顔つきが予想され、全身で高級感を表現するでしょう。
また、グリル周りのサブディフューザー&メインの両サイドディフューザーはワイド感たっぷりの演出となりそうです。
ランドクルーザープラド次期型のワールドプレミアは、今後数週間以内と予想されます。